ジャンル 世界を知る

早稲田校

中国人にとっての漢字の話―日本とモンゴルを比較して

  • 夏講座

宮脇 淳子(歴史学者、公益財団法人東洋文庫研究員)

曜日 金曜日
時間 13:10~14:40
日程 全5回 ・07月24日 ~ 09月04日
(日程詳細)
07/24, 07/31, 08/21, 08/28, 09/04
コード 120304
定員 90名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・中国人にとっての漢字と日本人にとっての漢字の違いを知る
・20世紀までルビがなかった中国で、どのようにして漢字を習得したかを理解する
・漢字とアルファベットを比較し、文字と言葉と精神世界の関係を考える

講義概要

本講座は、講師の師で夫である岡田英弘の漢字論をわかりやすく解説する。岡田の著書『漢字とは何か 日本とモンゴルから見る』(藤原書店)は、2017年の岡田の没後に講師が編集した書籍である。始皇帝による文字の統一は漢字の書体と読み音を決めただけで、シナ文明では文字と言葉は二千年以上も乖離したままであったこと、漢字を習得するためには古典の文章の丸暗記しかなく、「四書五経」が科挙受験のための国定教科書になり、その語彙を使って文章を綴ったため、漢字を使う人びとが儒教徒に見えただけである、など革新的な研究成果の数々を紹介する。書籍をお持ちでない方も興味を持ってご参加いただけるような構成となっている。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/24 秦の始皇帝の漢字統一  
2 07/31 20世紀までルビのなかった漢字の歴史  
3 08/21 日本語の誕生  
4 08/28 中東からモンゴルへの文字の伝播と漢字  
5 09/04 現代中国語に与えた日本語の影響  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆参考図書として『漢字とは何か 日本とモンゴルから見る』(藤原書店、ISBN:978-4865783193)をお読みいただくと、より理解が深まります。(購入は必須ではありません)

講師紹介

宮脇 淳子
歴史学者、公益財団法人東洋文庫研究員
1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学等の非常勤講師を歴任。著書に『モンゴルの歴史』『皇帝たちの中国史』『ロシアとは何か』『歴史から観る中国の正体』『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』『日本人が教えたい新しい世界史』『世界史のなかの蒙古襲来』『中国・韓国の正体』『日本人が知らない満洲国の真実』『朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏』ほか多数。

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