ジャンル 芸術の世界

中野校

世界の民族音楽―音楽で世界を旅しよう

  • 夏講座

早稲田 みな子(国立音楽大学教授、慶応義塾大学講師)
エピゾ バングーラ(ミュージシャン)
ヤクバ ジャバテ(アフリカ打楽器,サバール・Kora奏者)

曜日 水曜日
時間 13:10~14:40
日程 全3回 ・08月05日 ~ 08月26日
(日程詳細)
08/05, 08/19, 08/26
コード 320417
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 10,946
ビジター価格 受講料 ¥ 12,282

目標

・音楽文化の多様性について知見を深め、音楽に関する概念や価値観を再考する。
・歴史・社会・民族・宗教等の諸要素と音楽の相互関係について学ぶ。
・音階、リズム、楽器など、音楽を構成する要素の異文化間での同異について知る。

講義概要

世界の様々な音楽について、構造、声や楽器の特徴、文化的・社会的背景など、多様な観点から学びます。ゲストによる実演と豊富な視聴覚資料を通じて、世界の音楽に対する視野を広げ、異文化への関心と理解を深めることを目指します。楽譜が読めなくても大丈夫です。今回は最終回にゲストをお招きし、西アフリカの語り部(グリオ)の音楽と楽器について、実演を交えてお話を聞かせていただきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 08/05 アイルランドの楽器、音楽、舞踊 ケルト音楽と呼ばれることも多い「アイリッシュ音楽」は、日本でも愛好家が多く、特に各地の大学でサークル活動として盛んに実践されています。この授業では、そんなアイリッシュ音楽について、使われる様々な楽器、レパートリー、音楽構造、舞踊との関係などに注目して学びます。
2 08/19 アフリカン・ディアスポラの楽器と音楽 ディアスポラとは、祖国を離れて生活する人々とその子孫、またその社会や文化を指す言葉です。アフリカの人々は奴隷として世界各地に強制的に移住させられ、それぞれの土地で独自の文化を発展させました。この授業では楽器に着目して、アフリカン・ディアスポラの音楽文化について学びます。
3 08/26 西アフリカの語り部グリオの音楽文化 グリオはフランス語由来の言葉で、西アフリカの語り部の総称です。無文字社会だった西アフリカの諸民族の間では、グリオが王族の歴史、英雄譚、生活の教訓、伝統的な価値観などを、楽器の伴奏にのせて語り伝えてきました。この授業では、エピゾ・バングーラさんとヤクバ・ジャバテさんをお迎えして、実演とともにグリオの楽器と音楽についてお話を伺います。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆ゲストの出演回、およびゲスト講師は変更になることもあります。

講師紹介

早稲田 みな子
国立音楽大学教授、慶応義塾大学講師
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業後、インディアナ大学ブルーミントン校で音楽学修士号、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で音楽学博士号取得。専門分野は音楽民族学。主な著作に『アメリカ日系社会の音楽文化――越境者たちの百年史』(共和国 2022年、第40回田邉尚夫賞受賞)、 共著に『日系文化を編み直す――歴史・文芸・接触』(ミネルヴァ書房 2017年)、『発表会文化論――アマチュアの表現活動を問う』(青弓社 2015年)、『民謡からみた世界音楽――うたの地脈を探る』(ミネルヴァ書房 2012年)などがある。

エピゾ バングーラ
ミュージシャン
ギニア共和国のグリオ(世襲制の⾳楽⼀族)出⾝のエピゾ‧バングーラは、ギニアの伝統楽器全てを演奏する、国を代表するマスターミュージシャン。海外において、プロ活動40年のキャリアを持ち、シドニーオリンピックオープニングセレモニーでダンスの振り付けをしたダンサー、振付家でもある。経験豊富な指導⼒と、アフリカンリズムの楽しさや奥深さを余すところなく伝える真摯なレッスンや卓越したパフォーマンスは、世界各地で⾼く評価されている。
ヤクバ ジャバテ
アフリカ打楽器,サバール・Kora奏者
西アフリカの打楽器「サバール」および弦楽器「Kora」奏者。1998年 西アフリカ、セネガルに渡り、現地の伝統打楽器「サバールドラム」を学ぶ。同時に弦楽器Koraの音色に魅了される。2011年 西アフリカ、マリに渡りグラミー賞受賞の伝説的Kora奏者Toumani Diabate師に師事、Yacouba Diabateの名前を授かる。2018年 来日したセネガル大統領の歓迎のためKora演奏を披露。2020年 NHKホールにて東京フィルハーモニー交響楽団と共演。2024年 Kora奏者のKaramo Cissokho師とともに浜松市楽器博物館にて演奏。同氏と国立音楽大学にてレクチャーコンサート出演。
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