ジャンル 現代社会と科学
早稲田校
AI時代のビジネスとリーダーシップ 世界のリーダーたちはいま何を考えているのか
瀬戸 久美子(東京都市大学特任教授)
| 曜日 | 火曜日 |
|---|---|
| 時間 | 10:40~12:10 |
| 日程 |
全6回
・07月21日 ~
09月01日 (日程詳細) 07/21, 07/28, 08/04, 08/18, 08/25, 09/01 |
| コード | 120702 |
| 定員 | 30名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 17,820 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 20,493 |
目標
・複雑化する国際情勢と、AIがもたらす社会構造の変化を掴む。
・生成AIをビジネスの「OS」として実装するための戦略を学ぶ。
・AI時代に重要になる人間性(創造性・倫理・身体性)を考察する。
・課題解決に貢献する企業の事例から、未来のビジョンを描く。
講義概要
世界的な課題が複雑に絡み合うと同時に、AIの進化によって社会や人間のあり方が大きく変わるタイミングを迎えています。本講座では、ビジネス誌の取材などから得た知見をもとに、リーダーたちが直面している課題とその解決策を紐解きます。技術の進化(エージェンティックAIや汎用AIなど)、政治・経済環境の変化、人間的な価値の再考(働きがい、信頼)などの側面から、国内外のリーダーがどのように未来を切り拓こうとしているのかを考察します。各講義では、受講生の皆さんに考えていただきたい「問い」を提示し、クイズなどを交えながら、混沌とした時代を読み解くためのヒントを提供します。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 07/21 | 複雑に絡み合う危機の時代をどう見るか | 「分断」と「技術革新」が同時に進行する現代を、世界のリーダーたちはどう見ているのでしょうか。最新の『グローバル・リスク報告書』を読み解きながら、地政学リスク、偽情報、気候変動などが複雑に絡み合う「メタラプション」(複合的破壊)の実態について考えます。単なる現状の分析にとどまらず、時代を牽引する起業家や歴史学者といった思想家の視点も交えながら、混沌とした中でリーダーがどのように全体像を描くべきかを考察します。 |
| 2 | 07/28 | AIの安全な使い方と「実用化」への転換 | AIは「実験」のフェーズを終え、「実装」の段階に入りました。AIの安全性(ガバナンス)を確保しながら、いかに競争力を高めるか。最先端を走るAI開発企業の動向や、日本企業のリーダーたちの取り組みを例に、AIエージェント(自律型AI)やAGI(汎用人工知能)の可能性と、安全性とイノベーションを両立させるためのガードレール(安全柵)のあり方について考えます。 |
| 3 | 08/04 | 人への投資と仕事の未来 | AIが実務を担うようになるとき、人間の役割はどう変わるのでしょうか。「仕事がなくなる」という不安を超えて、AIには代替できない「人間らしさ」(健康・共感・創造性など)に積極的に投資すべきだという議論が湧き起こっています。慈善事業に積極的な世界的な起業家や組織心理学の専門家の提言を参考に、AI時代に求められる「人への投資」と、リーダーや組織のあり方を考えます。 |
| 4 | 08/18 | 社会課題解決と「お金」の現実 | 社会課題解決のアイデアや技術があっても、資金がなければ変革を推し進めることはできません。米国を中心に「反ESG」の動きも見られる中、世界最大級の資産運用会社が戦略をどう変えたのか、米国政治の潮流が世界マネーにどう影響するのかなどを解説します。気候変動対策をはじめ、世界が直面する課題に挑むためのファイナンスのあり方についても検討します。 |
| 5 | 08/25 | 持続可能性と若者の躍動 | 気候変動や水・食糧問題に挑む、若手起業家や社会活動家の事例を紹介します。日本の水循環技術を開発する起業家や、世界の若手社会起業家の倫理観と行動力から未来のビジネスのヒントを学びます。次世代を育てるための政策やアントレプレナーシップ教育の進展、社内起業家育成の流れ、それらが直面している課題についても皆さんと一緒に考えます。 |
| 6 | 09/01 | 世界の中の日本と希望のシナリオ | 最終回では、これまでの講義を総括しつつ、「世界の中の日本」のポテンシャルを考察します。「日本の起業家ランキング」の上位入賞企業を紹介しながら、宇宙産業、ディープテック、医療などの分野で、勢いのある企業が持つ強みや可能性を分析します。グローバルで成功する企業が掲げる「良質な問い」とは何か。そして、私たちはこれからどのような問いに向き合う必要があるのか。受講生の皆さんと共に、希望ある未来のシナリオについて考えます。 |
講師紹介
- 瀬戸 久美子
- 東京都市大学特任教授
- 早稲田大学在籍中に米国でジャーナリズムを学ぶ。日経BP社でビジネス誌や月刊誌の記者・デスクを歴任したのち、現在はメディアと教育機関の2軸で活動中。2023年からは世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に参加し、世界のリーダーたちが描く未来像や社会課題の動向を追いかけている。修士(国際関係学)。




