ジャンル 現代社会と科学

早稲田校

韓国・北朝鮮問題の国際政治学

  • 夏講座

重村 智計(早稲田大学・東京通信大学名誉教授)

曜日 月曜日
時間 13:10~14:40
日程 全6回 ・06月29日 ~ 08月31日
(日程詳細)
06/29, 07/13, 07/27, 08/03, 08/17, 08/31
コード 120701
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・日本と朝鮮半島の教訓を、国際政治と歴史から学ぶ。
・歴史の教訓:戦争したら日本は勝てない、戦争しなければ利益を得る、ということを学ぶ。
・北朝鮮の公式発表には、必ず裏がある、ということを学ぶ。

講義概要

今学期は、韓国・北朝鮮の基礎的な問題を中心に扱う。最初に、直近の国際・国内の政治・外交問題に触れる。日本人は、朝鮮問題を知らない。拉致問題が解決しない本当の理由は何か。メディアと政治家、政府は嘘をつく。国際政治としての朝鮮問題から、歴史の教訓を知る。①拉致問題が解決しない本当の理由は何か?②トランプ外交の失敗 ③徳川の平和 ③日本外交の失敗、などを知る。朝鮮問題専門家は、よく間違える。見通しが当たらない。専門家は、「日本人拉致はない」と主張した。朝鮮問題では、真実の報道や学問研究より「運動論」「感情論」が、先行する。「運動論」に騙されない知識を得る。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 06/29 歴史の流れを知る。中国と朝鮮半島は、王朝が変わると国家が変わる。日本は変わらない。 日本は、朝鮮半島での戦争にことごとく負けた。白村江、豊臣秀吉の朝鮮戦争など。朝鮮半島支配に関係する、日清戦争、日露戦争では、勝った。トランプは、イランとの中東で戦争で勝てるか。過去の教訓に学ばないから、勝てないだろう。11月の中間選挙で負けると、レイムダックに。影響力を失う。
2 07/13 拉致問題は、なぜ解決しない。 日朝首脳会談で、拉致被害者5人の家族は帰国した。北朝鮮は、そのほかは、死亡したとするが、生きている。小泉首相は、拉致被害者救出のため、平壌に行ったのではない。日本は、平壌宣言の約束を守っていない。外交敗北だった。その真実を明かす。
3 07/27 韓国の大統領は、なぜ逮捕されるのか。 韓国は、なお儒教文化である。儒教政治の特徴は、二項対立だ。右と左、金持ちと貧乏人、民族主義と国際主義など、対立が常に激化する。政権が変わると、大統領は逮捕される。民主主義が、機能しない。
4 08/03 北朝鮮はなぜ崩壊しない。 北朝鮮は、儒教的社会主義である。世襲制度は、儒教の価値観で認められる。主体思想は、変質して、政権維持のための理論になった。崩壊しないために、「統一戦略」を捨てた。北朝鮮では、「統一」の言葉は、禁句だ。使うと逮捕される。そのため、「韓国は最大の敵対国」と表現する。
5 08/17 韓国と北朝鮮は、統一するか。 いずれ統一するが、同じ民族、同じ言語、同じ歴史、同じ文化だから。でも、100年はかかるかも。中国とロシアが民主化しないと、統一は難しい。中国が、北朝鮮を必要とする限りは統一できない。
6 08/31 トランプ政権と韓国、北朝鮮、中国、日本の関係。米朝首脳会談、日朝首脳会談について。 トランプ政権の政策が、これからのアジアと朝鮮半島の行方を決める。日本と韓国、北朝鮮の関係も変わる。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講義を主体にしながら、質疑応答や対話形式でのやり取りを歓迎します。

講師紹介

重村 智計
早稲田大学・東京通信大学名誉教授
韓国と北朝鮮は、生きようが死のうが、彼らにしか選択権はない、と冷静に考える。反日と嫌韓は、どちらも差別と偏見。互いに、遅れた点を指摘しても、意味ない。1945年生まれ。韓国語で取材・報道した2番目の記者。早大法卒。東京神学大修士。朝鮮問題研究・報道の第一人者。日本の朝鮮報道を変えた1人。日本人の偏見と差別を批判、北朝鮮の工作活動・拉致問題を早くから指摘。北朝鮮には、戦争できる量の石油がないと指摘、中央公論誌(1994・5)に「北朝鮮は戦争できない」と寄稿。毎日新聞ソウル・ワシントン特派員、論説委員。高麗大学とスタンフォード大学留学。著書は『外交敗北』(講談社)など多数。最新刊は『半島動乱』(ビジネス社)。。

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