ジャンル 世界を知る

早稲田校

近現代軍事戦略思想史

  • 夏講座

石津 朋之(防衛省防衛研究所戦史研究センター国際紛争史研究室主任研究官)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全4回 ・08月01日 ~ 09月05日
(日程詳細)
08/01, 08/22, 08/29, 09/05
コード 120301
定員 70名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・個々の軍事戦略思想の概要を把握する。
・世界史の中の戦争について大まかに理解する。
・思想(理論)としての戦略と、その実践について考える。

講義概要

本講座の目的は、拙著『10人の思想家から学ぶ軍事戦略入門』をテキストとして、近現代における軍事戦略家の「思想」に焦点を当てて分析することです。具体的には、プロイセン=ドイツのカール・フォン・クラウゼヴィッツやイギリスのバジル・ヘンリー・リデルハートの思想を手掛かりとして、世界史もしくは戦争の歴史を理解するとともに、今日及び将来の戦争と平和の行方を考えるためのヒントを得たいと思います。あわせて、戦争とは何か、戦略とは何かについても考えたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 08/01 ①戦争を考える :②戦略を考える ①ここでは、戦争とは何か、平和とは何かについて、過去の軍事戦略家の思想を概観することで理解します。テキストの「序章」が講義内容の中心です。
②戦略とは何か、戦略はいかにして創られるかなどについて考えます。テキストの「むすびにかえて」を中心に講義します。
2 08/22 ③カール・フォン・クラウゼヴィッツの思想: ④アントワーヌ・アンリ・ジョミニの思想 ③プロイセン=ドイツの戦略思想家カール・フォン・クラウゼヴィッツの思想を手掛かりとして、戦争及び戦略とは何かについて考えます(テキスト第1章)。
④クラウゼヴィッツと同時代のフランス(スイス)の戦略思想家アントワーヌ・アンリ・ジョミニの思想を紹介することで、戦争や戦略の解釈をめぐってクラウゼヴィッツとの相違点を考えます(テキスト第2章)。
3 08/29 ⑤エーリヒ・ルーデンドルフ:⑥ハンス・デルブリュック ⑤20世紀の総力戦の時代を迎え、戦争の様相がどのように変化したかについて、ドイツの軍人エーリヒ・ルーデンドルフの思想に焦点を当てて考えます(テキスト第4章)。
⑥総力戦時代の戦争及び戦略について、ルーデンドルフとは異なる評価を下したドイツの歴史家ハンス・デルブリュックの思想を振り返ることで、政治と戦争の関係性についてさらに深く考えます(テキスト第5章)。
4 09/05 ⑦バジル・ヘンリー・リデルハート:⑧トマス・エドワード・ロレンス ⑦しばしばクラウゼヴィッツと比較されるイギリスの戦略家バジル・ヘンリー・リデルハートの思想を手掛かりに、戦争と平和をめぐる問題を考えます(テキスト第8章)。
⑧「アラビアのロレンス」の異名で知られるイギリスのトマス・エドワード・ロレンスの行動を振り返ることによって、ゲリラ戦争の思想と実践について学びます(テキスト第10章)。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆予備知識など全く必要ありません。戦争と平和に関心がある方であれば、どなたでも大歓迎です。

備考

※パンフレットのテキスト名に誤りがありました。ISBNは正しいものです。
正『10人の思想家から学ぶ軍事戦略入門』

テキスト

テキスト
石津 朋之『10人の思想家から学ぶ軍事戦略入門』(平凡社新書)(ISBN:978-4582860757)

講師紹介

石津 朋之
防衛省防衛研究所戦史研究センター国際紛争史研究室主任研究官
防衛庁防衛研究所(当時)入所後、ロンドン大学キングスカレッジ戦争研究学部客員研究員、英国王立統合軍防衛安保問題研究所研究員、シンガポール国立大学客員教授を歴任。前戦史研究センター長。放送大学非常勤講師。専門分野は、戦争学、平和学、戦略思想。著書に『戦争学原論』(筑摩書房)、『大戦略の思想家たち』(日経文庫)、『リデルハート』(中公文庫)、『戦争とロジスティクス』(日経BP)、『総力戦としての第二次世界大戦』(中央公論新社)、『軍事史としての第一次世界大戦』(中央公論新社)、『10人の思想家から学ぶ軍事戦略入門』(平凡社新書)等がある。
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