ジャンル 現代社会と科学

早稲田校

地球化学から紐解く惑星・地球のヒストリー

  • 春講座

飯塚 理子(早稲田大学准教授)

曜日 火曜日
時間 13:10~14:40
日程 全6回 ・04月07日 ~ 06月16日
(日程詳細)
04/07, 04/21, 04/28, 05/19, 06/02, 06/16
コード 110736
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・太陽系〜地球の形成と化学進化を総合的に理解する。
・全ての物質を構成する元素や同位体から地球史を読み解く。
・過去から未来までの地球の壮大な時空間を思い描く。

講義概要

地球を理解する学問は「地球科学」と呼ばれ、最近では太陽系全体まで対象を広げ「地球惑星科学」ともいわれます。物理・化学・生物・地質学などを組み合わせた総合的な学問で、その中で化学の視点から地球の歴史を探るのが「地球化学」です。本講座では、地球の誕生や進化を通して宇宙や惑星とのつながりを紹介し、受講者が独自の地球観や宇宙観を持つことを目指します。元素や同位体の時空間の変化や分布から地球の大規模現象を理解し、宇宙誕生から地球への元素の取り込み、地球深部を模擬した高温高圧実験や化学分析などの最新の研究成果も紹介します。さらに地球環境問題にも触れ、化学的知識から地球の過去・現在・未来を考えます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/07 イントロダクション・宇宙の誕生と元素合成 ビックバンから始まり、私たち人類が生きる現在までの時空間スケールをざっくり紹介します。
太陽系を作る素材である元素と同位体について説明し、元素の起源と宇宙の化学進化を取り上げます。
2 04/21 太陽系の形成と構成天体 太陽系の成り立ちとその起源を探るために重要な隕石の多様性・重要性について説明します。
宇宙の中の太陽系の位置付け、太陽系の構成天体について紹介します。
3 04/28 原始地球と月の誕生・初期進化 地球の年代学ー同位体年代測定の基礎についても紹介します。
地球の年齢がなぜ46億歳なのか、月はいつどのように誕生したのか、同位体から迫ります。
4 05/19 生命の誕生:生物進化と地球環境との相互作用 生命の誕生に至るまでの地球の層構造の形成と原始大気・海洋の形成について紹介します。
繰り返された新しい種の出現と大量絶滅についてお話しします。
5 06/02 地球の内部構造とそのダイナミクス 現在の地球の内部構造を知るための方法を紹介し、最先端の科学によって未だ謎の多い地球深部について解明します。
地球内部に多量に蓄えられている水の循環と存在形態、水の存在がもたらす地球内部のダイナミクス現象について説明します。
6 06/16 地球環境化学ー人間活動による地球環境変化 大気や海洋の地球化学的循環と環境問題について取り上げ、私たちの地球の未来について議論します。
最終回として6回の講義内容を振り返ります。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆化学がベースになるため、元素名や元素記号が頻出します。ご留意ください。
◆紙媒体の講義資料を配布しますので、筆記用具をご持参ください。

講師紹介

飯塚 理子
早稲田大学准教授
研究分野は高圧地球化学・地球深部物質学。化学の視点から実験的に地球の内部構造や進化過程の解明に迫る。鉱物学・結晶学、高圧実験技術分野の国際学術誌に論文を投稿。ドイツの地球科学研究所や米国ハーバード大学での研究滞在も経験。学生向けの授業では地球化学・同位体地球化学などを担当、留学生も交えた講義を行っている。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
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