ジャンル 芸術の世界

中野校

ギリシャ悲劇の基礎知識 「オイディプス王」の上演舞台

  • 春講座

山形 治江(ギリシャ悲劇研究家)

曜日 水曜日
時間 13:10~14:40
日程 全4回 ・05月13日 ~ 06月03日
(日程詳細)
05/13, 05/20, 05/27, 06/03
コード 310432
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・ギリシャ悲劇の初演時の諸状況に対する理解を深める。
・古代上演の状況と現代上演の課題を把握し認識する。
・課題について考え、自分の思考を論理的に伝える。

講義概要

約2400年前に上演されたギリシャ悲劇は、宗教儀式を超え演劇として体系化された世界最古の演劇です。しかし残念なことに、実際に上演舞台を見る機会は日本ではほとんどありません。そのため、文学的、哲学的な評価の方が先行し、「上演する劇」より「読む劇」として扱われる方が多くなっています。本講義では、逆に、上演舞台を注意深くみることで演劇的価値を発見し、現代上演の課題を考えます。ただ聴くだけの受講態度ではなく、質問や発言、意見交換など能動的な学習姿勢を体験できる授業をめざしています。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/13 上演の最盛期は戦争時代 ギリシャ悲劇の上演の目的、歴史的背景、上演システムを知る。
2 05/20 オイディプス神話と劇のあらすじ 劇が始まる前の物語を知るとともに、劇のあらすじを実際の上演舞台をみながら把握する。
3 05/27 蜷川幸雄演出の2つの「オイディプス王」 1986年版(築地本願寺)と2002年版(シアターコクーン)+2004年版(アテネ公演)の舞台を比較する。
4 06/03 古典作品と現代上演 オペラ「エディプス王」(J.テイモア演出/1992)から悲劇の特質を分析するとともに、現代ギリシャにおける古代劇上演史を知る。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は、6月10日(水)を予定しています。

講師紹介

山形 治江
ギリシャ悲劇研究家
日本大学教授(前職)。日本ギリシャ協会理事。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。専門はギリシャ悲劇の現代上演研究。ギリシャ政府給費留学生としてアテネ大学に留学(1987-1990)。主な著書に「朝日選書ギリシャ悲劇」朝日新聞社、「ギリシャ劇大全」論創社など。主な翻訳台本に、「オイディプス王」(ソフォクレス作)、「メディア」(エウリピデス作)他。第11回湯浅芳子翻訳賞受賞(ソフォクレス作「エレクトラ」)、第16回国際演劇評論家協会演劇評論賞(「ギリシャ劇大全」 論創社)。新国立劇場制作の舞台「テーバイ」(改作ギリシャ悲劇)の演出家・船岩祐太氏と対談(on line2024)。

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