ジャンル 現代社会と科学

中野校

「日常の科学」と「科学の日常」

  • 春講座

吉田 伸夫(サイエンスライター、元東海大学・明海大学講師)

曜日 水曜日
時間 15:05~16:35
日程 全6回 ・04月08日 ~ 05月27日
(日程詳細)
04/08, 04/15, 04/22, 05/13, 05/20, 05/27
コード 310728
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・科学的な考え方に馴染み、科学を身近に感じるようになる。
・科学の営みにも人間性が現れることを知る。

講義概要

科学は、完成された知識体系ではない。常に変転する学問的な営為である。学説は不断に更新されており、科学を信じすぎるのも頭から毛嫌いするのも危険だ。教科書の内容を覚えることより、科学的な発想法や方法論を身につける方が重要である。科学の発想法を理解するきっかけは、日常生活の至る所に見い出せる。また、科学者が執筆した論文から、著者個人の感じ方や処世術を読み取ることも可能だろう。科学と日常は、意外に深い関係にあると知ってほしい。
※本講義は、拙著『この世界を科学で眺めたら』(技術評論社、2025)を踏まえています。教科書ではありませんが、読んでおくと講義を理解する助けになります。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/08 日常生活にも科学の種 河原の石はなぜ丸い? 「コップの水が蒸発する時間」という難問。飛行機が飛ぶ理由と落ちない理由。
2 04/15 科学の基礎を知らないと… 三角関数は役に立たない? 地震が予知できないわけ。原発とワクチンの危険性は。
3 04/22 期待されすぎの技術 AIにできること、できないこと。核融合研究者の意地の張り合い。量子コンピュータに勝算はあるか。
4 05/13 科学の方法 仮説を立てて考える。科学者はなぜオカルト嫌いか。恐竜絶滅に関する学説の興亡。
5 05/20 論文に浮かぶ個性 アインシュタインは失敗から学ぶ。真面目すぎるマクスウェル。シュレディンガーの歯ぎしり。
6 05/27 科学者も苦労している 最先端科学は間違いばかり。Publish or Perish. 数学に足をすくわれて。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は、6月3日(水)を予定しております。

講師紹介

吉田 伸夫
サイエンスライター、元東海大学・明海大学講師
博士(理学、東京大学)。専門分野は、理論物理学(素粒子論・量子色力学)・科学史・科学論。明海大学・東海大学等で科学技術論などの講師を担当。主要著作:「科学はなぜわかりにくいのか」「人類はどれほど奇跡なのか」(技術評論社)「量子で読み解く生命・宇宙・時間」(幻冬舎)「時間はどこから来て、なぜ流れるのか?」「宇宙を統べる方程式」(講談社)「光の場、電子の海」(新潮社)など。
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