ジャンル 日本の歴史と文化

中野校

千利休と武将たち

  • 春講座

本郷 和人(東京大学教授)

曜日 火曜日
時間 15:05~16:35
日程 全4回 ・04月21日 ~ 06月23日
(日程詳細)
04/21, 05/26, 06/02, 06/23, , 
コード 310223
定員 80名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

講義概要

織田信長は堺の今井宗久、津田宗及、千宗易を三茶頭として傍に置きました。豊臣秀吉は、宗易を茶頭として用いました。つまり彼は三人のうち、宗易を選択したのです。宗易もまたその期待によくこたえ、豊臣政権を支える役割を果たしました。豊後(大分)の大名である大友宗麟が上京して秀吉に臣従してきたとき、秀吉の弟である秀長が宗麟に言いました。「今後は心配しないで豊臣を頼ってください。公的なことは私が秀吉に取り次ぎます。内々のことは宗易が取り計らうでしょう。」公的には秀長、内々の諸事は宗易。それほど宗易、すなわち利休の存在感は大きかったのです。本講座はその利休と大名たちをお話していきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/21 利休と蒲生氏郷 氏郷は利休の茶の弟子で、七哲(七人の高弟)の第一席を占めます。もちろんそれは氏郷が優れていたからですが、他にも理由があります。利休が切腹したのちに千家がたどった道と氏郷のお話をしましょう。
2 05/26 利休と高山右近 高山右近はキリスト教者として名高い人物ですが、茶人としても優れ、七哲の第二席に数えられます。右近は秀吉から領地を取り上げられたのち、金沢に赴きますが、これもお茶と深く関係しているのです。
3 06/02 利休と細川忠興 利休が切腹を命じられた後、弟子といえども罪人である利休に接することができなくなりました。秀吉の怒りを恐れたからです。その中で古田織部と細川忠興の二人だけは、利休の出立を見送ったと伝わります。
4 06/23 利休と牧村利貞 牧村利貞は稲葉の一族で、秀吉の古くからの部下です。結局、伊勢で3万石を与えられました。彼とその娘である祖心尼(江戸幕府の大奥で春日局の右腕となった人)の生涯は大変にドラマチックなので、ご紹介します。
5 利休とそのほかの弟子たち 4回までに取り上げたほかにも、豊臣政権下で働いていた弟子たちがいます。彼らを取り上げながら、興味深いエピソードを紹介してきます。とくに秀吉の暗部である豊臣秀次事件との関わりを考察します。
6 利休と秀吉 利休はご存じのように、秀吉に切腹を命じられて没することになります。その理由は何だったのでしょうか。また、死を前にした利休はどんなことを考えていたのでしょうか。利休の思想に迫ります。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、講師多忙により、6月9日(火)、6月16日(火)、6月23日(火)に行います。

備考

・4月28日、5月12日、5月19日は休講となりました。補講は6月23日に行います。2回分は補講実施できないため2回分を返金いたします。

講師紹介

本郷 和人
東京大学教授
1960年東京都生まれ。東京大学文学部・同大学院で日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史と古文書学。東京大学史料編纂所の助手・助教授を経て、現在同教授。著書に『名将の言葉: 乱世を生き抜く101の奥義』(新潮文庫)、『天皇はなぜ万世一系なのか』『日本史のツボ』(文春新書)など多数。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」で時代考証を担当。
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