ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

日本の古代

  • 春講座

松尾 光(元早稲田大学非常勤講師、奈良県立万葉文化館名誉研究員)

曜日 木曜日
時間 13:10~14:40
日程 全10回 ・04月02日 ~ 06月11日
(日程詳細)
04/02, 04/09, 04/16, 04/23, 05/07, 05/14, 05/21, 05/28, 06/04, 06/11
コード 110201
定員 34名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・古代史の事件・人物などについての概説的な理解を身につけます。
・通説的な理解には思い込みが潜みがちで、その実情を認識します。
・歴史解釈の多様性を認識し、歴史を見る眼・歴史感覚を養います。

講義概要

『古事記』『日本書紀』に記されている大和王権の成り立ちからの歴史を現在の歴史学界の研究状況にてらして捉え直し、また『魏志』『隋書』などの外国史書の記述と照らし合わせて検討し、受講者に古代史の世界を考える方向を提示するものです。『日本書紀』のなかに書かれている出雲氏・吉備氏・筑紫氏は、彼らの立場や目から見たら違ったものとなるでしょう。『魏志』『隋書』に書かれた倭国は、彼らの目にどんな姿として映っていたのでしょうか。中国文化輸入をめぐる文化人の苦闘、藤原氏繁栄の実態、草壁皇統の有為転変などなど、古代史を大きくつかみかつ広く見通すための20テーマを春期と秋期に分けて扱う予定です。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/02 『魏志倭人伝』の世界と大和政権をどう結びつけるか  
2 04/09 出雲氏・吉備氏・筑紫氏は大和王権でどんな位置を占めたか  
3 04/16 『隋書』は倭国・推古女帝・聖徳太子をどう描いているか  
4 04/23 白村江の戦いはなぜおき、どういう形で終わったのか  
5 05/07 『懐風藻』の世界と『万葉集』の世界の背景  
6 05/14 藤原氏はなぜ、どうやって繁栄していったか  
7 05/21 日本語はいつ創られ、日本語の筆記文はどう作られたか―文化輸入の苦しみ  
8 05/28 中国律令と日本律令の差は何か  
9 06/04 奈良時代を支配した草壁皇統はどう展開していったか  
10 06/11 天皇・貴族・役人、それぞれの権限と実態はどうだったか  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座は「日本史基礎講座」シリーズの古代通史の前半にあたり、2026年秋学期「日本の古代」を続編とするものです。
◆2025年度春期の同名講座のうち、7回目の講座をのぞき、すべてかつての内容をひとまわり拡げた企画にあらためました。

講師紹介

松尾 光
元早稲田大学非常勤講師、奈良県立万葉文化館名誉研究員
1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学非常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著18冊。最近作は『飛鳥奈良時代史の研究』『古代政治史の死角』(花鳥社)。
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