ジャンル 文学の心

早稲田校

宮沢賢治文学の世界 ―人間のあり方・幸せへの探求心から読み解く

  • 春講座

ソコロワ山下 聖美(日本大学教授)

曜日 土曜日
時間 10:40~12:10
日程 全7回 ・04月18日 ~ 06月06日
(日程詳細)
04/18, 04/25, 05/09, 05/16, 05/23, 05/30, 06/06
コード 110164
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 20,790
ビジター価格 受講料 ¥ 23,908

目標

・宮沢賢治の世界を理解する感性を身につける。
・宮沢賢治の作品を読解する力を身につける。
・自ら作品を解釈するする力を身につける。

講義概要

本講座では、生誕130年を迎えた宮沢賢治の文学について学んでいきます。代表的な童話作品や詩作品をとりあげながら、宮沢賢治の豊かな感性に触れ、受講者自身のアート的思考を磨くことも目的としています。宮沢賢治が生み出した作品群は、不思議な魅力や謎をはらみながら子供から大人まで多くの読者を魅了し続けています。何かを超越した途方もなく大きな時間を内包し、人間が生きてあることの真理を探求し続けた宮沢賢治という作家の世界を本講座で堪能していきたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/18 宮沢賢治ことはじめ まずは、宮沢賢治の生涯とその特異な感性を概観し、天才の人生の軌跡を辿ります。
2 04/25 生誕130年までの道のり〜賢治はどのように日本人に受け入れられてきたのか〜 生誕130年を迎えるまでの、日本における宮沢賢治の受容の歴史を「雨ニモマケズ」を取り上げながら説明します。
3 05/09 宮沢賢治の童話① 自然世界と人間の〈死〉を描いた作品として「雪渡り」「風の又三郎」などを読み解いていきます。作品の持つ深さとリズムを味わうことができるはずです。
4 05/16 宮沢賢治の童話② 小学校の教科書でも取り上げられる「やまなし」は、どのように読み解くことができるのでしょうか。今改めて読み直すことにより、新たなる解釈が浮かび上がることでしょう。
5 05/23 宮沢賢治の童話③ 「まなづるとダァリヤ」などを取り上げ、作品世界を実演していきます。賢治童話の醍醐味を体感することができるはずです。
6 05/30 宮沢賢治の詩作品 妹トシとの死別を詠った「永訣の朝」「松の針」「無声慟哭」などを取り上げ、賢治文学がもつ深い悲しみを探っていきます。
7 06/06 「銀河鉄道の夜」について 宮沢賢治の代表作であり、未完の問題作「銀河鉄道の夜」を取り上げます。賢治の問いかける「本当の幸福とは何か?」について考えていきたいと思います。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は6月13日(土)を予定しています。

講師紹介

ソコロワ山下 聖美
日本大学教授
1972年生まれ。博士(芸術学)。専門分野は日本近現代文学。著書に、『新書で入門 宮沢賢治のちから』(新潮新書)、『検証・宮沢賢治の詩 「永訣の朝」「松の針」「無声慟哭」』(鳥影社)、『宮沢賢治を読む』(D文学研究会)『私の宮沢賢治 豊穣の人』(ソレイユ出版))などがある。
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