ジャンル 芸術の世界
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フィンランドのモダン・デザイン その成立過程と魅力をひもとく
橋本 優子(近代建築・デザイン史家、文星芸術大学講師)
| 曜日 | 土曜日 |
|---|---|
| 時間 | 15:30~17:00 |
| 日程 |
全6回
・01月10日 ~
02月14日 (日程詳細) 01/10, 01/17, 01/24, 01/31, 02/07, 02/14 |
| コード | 740469 |
| 定員 | 30名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 17,820 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 20,493 |
目標
・近代建築・デザイン史の流れにおけるフィンランドのモダン・デザインを理解する。
・フィンランドのモダン・デザインを通奏する風土的モダニズムを理解する。
・フィンランドで生まれた名作デザインの特徴と登場背景を理解する。
講義概要
北欧の工業製品や生活用品は、使いやすさ、高い品質、普遍的なデザインで、日本を始め世界の人々に支持されています。北欧各国のデザインはそれぞれに特徴があり、なかでもフィンランドのモダン・デザインは、1930年代に確立されて以来、今日に至るまで、アルテックの家具、イーッタラのガラス器・陶磁器、マリメッコのファブリックとファッションなどが知られ、優れたロング・ライフ・デザインが生み出されてきました。このようなフィンランドのモダン・デザインについて、本講義では19世紀後半に遡り、近代建築・デザイン史の文脈でひもとき、その風土的モダニズムに根ざす名作デザインを時代ごとに解説します。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 01/10 | 北欧のなかのフィンランド | 近代建築・デザイン史の流れのなかで、北欧とフィンランドの風土的モダニズムはどのような位置づけかを学ぶ |
| 2 | 01/17 | 応用芸術(デザイン)の萌芽 | フィンランドにおける工業化、アーツ・アンド・クラフツ運動と新芸術の受容について学ぶ |
| 3 | 01/24 | モダン・デザインの確立 | 1930年代におけるフィンランドのモダン・デザインの確立について学ぶ |
| 4 | 01/31 | モダン・デザインの黄金期① | 1950年代に花開いたフィンランドのモダン・デザインについて学ぶ |
| 5 | 02/07 | モダン・デザインの黄金期② | 1960年代以降におけるフィンランドのモダン・デザインの新展開について学ぶ |
| 6 | 02/14 | デザインの力と日本 | 時代を超えるフィンランドのデザインの特性と、日本の戦後デザインとの接点について学ぶ |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は2月21日(土)を予定しております。
◆Zoom ウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
◆11/29(土) 16:00より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。
https://www1.ex-waseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。
講師紹介
- 橋本 優子
- 近代建築・デザイン史家、文星芸術大学講師
- 1963年、東京生まれ。京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。宇都宮美術館専門学芸員を経て、現在、近代建築・デザイン史家、文星芸術大学非常勤講師、宇都宮大学iP-U外部講師。修士(工学)。専門領域は、近代建築・デザイン史、文化地質学、感性工学。単著に『もっと知りたいムーミンとトーヴェ・ヤンソン』(2025年, 東京美術)、『フィンランド・デザインの原点』(2017年, 東京美術)、共著に『椅子とめぐる20世紀のデザイン』(2024年, パイ インターナショナル)、『ファッションヒストリー1850-2020』(2024年, ブックエンド)、『二つの教会をめぐる石の物語』(2023年, 下野新聞社)など。




