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言葉になりにくい気持ちを大事にする話の聴き方 傾聴力と共感力を高めるインタラクティブ・フォーカシング

  • 冬講座

酒井 久実代(和洋女子大学教授)

曜日 土曜日
時間 13:00~16:30 ※途中休憩をはさみます。
日程 全3回 ・01月31日 ~ 02月14日
(日程詳細)
01/31, 02/07, 02/14
コード 740502
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・リフレクション(伝え返し)の効果を体験的に理解する。
・話が深まる話し方を体験的に理解する。
・話し手の感じていることを言葉やイメージで表す。

講義概要

カウンセラーが人の話を聴くときの態度やスキルについて解説します。最初に現在のカウンセリングの基を作ったとされるロジャーズのカウンセラーの態度条件と傾聴の方法について紹介します。次に、ロジャーズの共同研究者でフォーカシング(まだ言葉になっていないが感じていることを大事にする方法)を創始したジェンドリンの体験過程理論を取り上げます。最後にフォーカシングの発展型の一つとされるインタラクティブ・フォーカシング(対話をしながら進めるフォーカシング)を紹介します。フォーカシングをベースにした傾聴と共感のワークを行い、体験的に理解を深めていただきます。日常生活にも役立てていただければと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/31 カウンセリングにおける傾聴とは 日常生活でにおける悩み相談とカウンセリングにおける傾聴の違いについて解説します。後半は傾聴の体験学習をします。まずはデモ・セッションを行い、それを見ていただきます。そのあと、皆さんにも体験していただきます。
2 02/07 体験過程の理論と体験過程スケール カウンセリングで人の気持ちや考えが変わるのはどうしてか、体験過程理論に基づいて解説します。後半は体験過程スケールを意識した傾聴の体験学習をします。まずはデモ・セッションを行い、それを見ていただきます。そのあと、皆さんにも体験していただきます。
3 02/14 インタラクティブ・フォーカシングの特徴 インタラクティブ・フォーカシングは傾聴をベースにしたフォーカシングの方法ですが、「二重の共感のとき」と呼ばれる独特のステップがあります。その方法について解説します。インタラクティブ・フォーカシングの前半部分の体験学習をします。まずはデモ・セッションを行い、それを見ていただきます。そのあと、皆さんにも体験していただきます。ワークの中で、色鉛筆を使う予定です。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、2月28日(土)を予定しています。
◆共感のワークを行うときに色鉛筆を使いますので、ご準備をお願いします。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず 「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
◆11/28(金) 19:00 より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。https://www1.ex-waseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。

講師紹介

酒井 久実代
和洋女子大学教授
フォーカシングに基づくカウンセリングの教育と研究に従事。和洋女子大学で心理学的支援法等を担当。論文「フェルトセンスの言語化を含めたフォーカシング的態度が感情経験を介して精神的健康に及ぼす影響の検討」、翻訳「子ども達とフォーカシング-学校・家庭での子ども達との豊かなコミュニケーション」がある。
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