ジャンル 人間の探求
中野校
他人の心を巡る哲学問題
野矢 茂樹(哲学者)
| 曜日 | 金曜日 |
|---|---|
| 時間 | 10:40~12:10 |
| 日程 |
全3回
・11月07日 ~
11月21日 (日程詳細) 11/07, 11/14, 11/21 |
| コード | 330528 |
| 定員 | 36名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 8,910 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 10,246 |
講義概要
ある仕方で考えていくと他人が心をもつということが謎めいてくる。これはさらに「心」という概念の内実へと向かう。この講義では、過去の哲学者の思想を解説するのではなく、その哲学問題そのものを身近な自分自身の問題として提示し、この哲学上の大問題に私自身がどう挑戦するかを身をもって示したい。それによって、哲学の現場に参加し、自ら考えていくきっかけともなるだろう。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 11/07 | 他我問題という問題 | 他人について私たちはその外面的なことしか見てとれない。なのにどうして他人にも「心」という内面があると言えるのか。そもそも他人にも心があるとはどういう意味なのか。さらに、「心」とは何なのか。こうした哲学問題を提示する。 |
| 2 | 11/14 | 他我問題への応答 | 他我問題に対する私自身の回答の試みを論じる。「心」を内と外という捉え方から解放すること。そして知覚と感覚において、眺望論という私自身の考えを示し、他我問題に対して部分的ではあるが、応答する。知覚や感覚はけっして内面に隠されたできごとではないと論じたい。 |
| 3 | 11/21 | 心のありか | そもそも「心」とは何を意味するのか。それに対して相貌論という私自身の立場から回答を試みる。ひとことで言えば、「心」とは、世界のものごとに対する意味づけが人によって異なる場面で要求される概念である。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は11月28日(金)を予定しております。
◆参考図書:野矢茂樹著『哲学の謎』『心と他者』『語りえぬものを語る』『心という難問』
講師紹介
- 野矢 茂樹
- 哲学者
- 東京大学総合文化研究科教授、立正大学文学部教授などを歴任。今回のテーマに関わる著作としては『哲学の謎』『心と他者』『語りえぬものを語る』『心という難問』など。




