ジャンル その他
早稲田校
【サタデーレクチャー】【対面】三島由紀夫100年に思う。小池真理子vs東雅夫
小池 真理子(作家)
東 雅夫(文芸評論家、アンソロジスト)
曜日 | 土曜日 |
---|---|
時間 | 14:00~15:30 |
日程 |
全1回
・12月13日 ~
12月13日 (日程詳細) 12/13 |
コード | 130002 |
定員 | 150名 |
単位数 | − |
会員価格 | 受講料 ¥ 3,000 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 3,000 |
講義概要
今年は三島由紀夫の生誕100年。戦後文学に今なお巨大な影響を投じてやまないこの文豪をめぐる記念の年に、私の知る限り最高のミシマ・フリークと呼ぶべきゲストをお招きして、その魅力の一端に迫ることにした。直木賞作家の小池真理子さんである。これまで私の講座でもたびたび作品を取り上げてきたが、小池さんと言えば、耽美と幻想に彩られた作品世界で知られる一方、何より怖い物語の書き手としても読者を魅了してきた。『墓地を見おろす家』を初めとする名作長篇で日本ホラーにいち早く先鞭をつけ、哀切な『律子慕情』や幽玄な『水無月の墓』などの幻想的な短篇集の名手としても名高い。恋愛小説からサスペンスまで幅広い分野で活躍する小池さんに、自身の作家的原点たる三島体験をうかがう。(東雅夫)
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
---|---|---|---|
1 | 12/13 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆当日の会場は未定です。決まり次第、お知らせ致します。
◆講師は早稲田キャンパスで登壇し、オンラインで同時配信いたします。
◆オンラインで受講されるかたはオンライン講座「630002」から、教室で受講されるかたは、早稲田校「130002」 からお申し込みください。お申し込みいただいたキャンパスと異なる場所でご受講いただくことはできません。
◆サタデーレクチャーは受講証兼教室案内の発行はございません。お申し込み後、ご登録いただいたメールアドレスに送られる「お申込確認兼講座受講確認書」メールを受講証兼教室案内の代わりにご提示ください。
◆受講キャンセルには、受講規約に定めるキャンセル料および返金手数料かかかります。
【会場について】
・会場未定(早稲田大学早稲田キャンパスの教室を予定)※確定次第メールにてご連絡します
・開場予定:開演1時間前
備考
・東雅夫先生は2025年度秋学期に中野校対面講座にご出講予定です。講座詳細は以下のURLよりご確認ください。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/66751/
講師紹介
- 小池 真理子
- 作家
- 1952年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。1989年、『妻の女友達』で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。1996年『恋』で直木賞、1998年、三島由紀夫作品へのオマージュ『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、2012年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞。 夫は作家の、故・藤田宜永。夫亡き後、その喪失感について綴った連載エッセイ、『月夜の森の梟』が多くの読者の共感を得ている。 三島由紀夫『春の雪』の新装版(新潮文庫・2022年~)では新解説を担当。
- 東 雅夫
- 文芸評論家、アンソロジスト
- 1958年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。『幻想文学』『幽』編集長を歴任。2011年『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞。『文豪怪談傑作選』(ちくま文庫)をはじめ怪奇幻想文学のアンソロジー180余冊を編纂刊行。近年は絵本やテレビ番組の監修も手がける。