ジャンル 文学の心

中野校

幻想文学者としての三島由紀夫

  • 秋講座

東 雅夫(文芸評論家、アンソロジスト)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全2回 ・10月25日 ~ 11月15日
(日程詳細)
10/25, 11/15
コード 330122
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・今年生誕100年を迎える三島由紀夫、ともすると政治的ニュアンスばかりが先に立つその生涯を「幻想文学」の観点から振り返ります。
・若き日、類稀な「幻想文学」ファンだった三島文学の魅力を、ユニークな角度から解き明かします。
・12月に予定されている小池真理子さん(大の三島ファンである直木賞作家)との講演会(サタデーレクチャー)の格好の事前ガイドとしても!

講義概要

ことし生誕100年を迎えた作家・三島由紀夫。その生涯は政治的・思想的側面から語られることが多いですが、三島由紀夫が遺した作品の中には「仲間」「雛の宿」「朝顔」など、怪奇幻想文学の視点からも大いに興味深い、謎めいた短篇作品があります。本講座では、それらの朗読なども交えつつ、三島文学の魅力を読み解きます。あわせて、泉鏡花や稲垣足穂をはじめ、晩年の三島が愛してやまなかった幻想文学者たちとの関わり、さらには、「小説とは何か?」という問題についての三島の考えを探っていきたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/25    
2 11/15    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は11月22日(土)を予定しています。

講師紹介

東 雅夫
文芸評論家、アンソロジスト
1958年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。『幻想文学』『幽』編集長を歴任。2011年『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞。『文豪怪談傑作選』(ちくま文庫)をはじめ怪奇幻想文学のアンソロジー180余冊を編纂刊行。近年は絵本やテレビ番組の監修も手がける。

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