ジャンル 日本の歴史と文化
早稲田校
縄文文化・社会ゼミナール 課題とアプローチで考察する
高橋 龍三郎(早稲田大学名誉教授)
| 曜日 | 月曜日 |
|---|---|
| 時間 | 15:05~16:35 |
| 日程 |
全12回
・09月22日 ~
01月19日 (日程詳細) 09/22, 09/29, 10/06, 10/20, 10/27, 11/10, 11/17, 12/01, 12/08, 12/15, 12/22, 01/19 |
| コード | 130290 |
| 定員 | 20名 |
| 単位数 | 2 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 47,520 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 54,648 |
目標
・縄文時代の様々な現象や出来事、それに関する専門家の諸説を学び、自分なりの見解を持つことが目標です。
・専門家の域に達することが目標ではなく、自分の考えをモデル化し、他の説と比較することで自分の立ち位置を確認することが大切です。
講義概要
縄文時代の文化・社会は、以前考えられたのとは異なり、かなり高度な水準に達し複雑化していたと評価されるようになり、実態が具体的に把握されるようになってきた。縄文人の生業(狩猟・採集・漁労)、物質文化(土器や石器などの道具類)、祭祀や儀礼を含めた精神文化、集落と墓制などが、どの程度、複雑化、階層化を遂げ、文化・社会を形成していたのかについて検討する。受講生は自らテーマを定め、同じテーマの数名のグループを形成し、グループで下調べをして検討し、自ら論文にして発表することとする。
第1回に個人が希望するテーマについて述べてもらい、類似テーマごとに班編成を行うので、希望のテーマをまとめてきてください。
秋・冬学期を通して学びます。日程にご注意ください。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 09/22 | 考古学のテーマ設定について | 個人が希望するテーマについて述べてもらい、類似テーマごとに班編成を行う。この班が基本となるので、あらかじめ自分の研究したい分野を決めておくこと。 |
| 2 | 09/29 | 課題の設定と調査・研究 | 課題を決めたら、どのようにアプローチするかが次の課題である。科学的でアカデミックな方法について講義する。また文献の収集や読み方について講義する。 |
| 3 | 10/06 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
| 4 | 10/20 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
| 5 | 10/27 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
| 6 | 11/10 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
| 7 | 11/17 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
| 8 | 12/01 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
| 9 | 12/08 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
| 10 | 12/15 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
| 11 | 12/22 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
| 12 | 01/19 | 受講生による発表と講評 | 班編成に従いながら、受講生が自ら調べた内容について発表する。人数にもよるが、1時間中に2名程度が発表することが望ましい。他の受講生からの質問などにも答える場を作りたい。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講は、2026年1月26日(月)を予定しております。
◆ゼミナール講座には、学びをより良いものにするための「グランドルール」があります。相互に円滑に学びあうコミュニティづくりにご協力ください。
・議論の際には、他者の意見を否定するのではなく、建設的な意見を述べて議論を深めるようにする。
・対等な立場で参加し、他者の意見や背景を理解する努力をする。
・ゼミというコミュニティの中で、自分のできることを見出し、コミュニティへの貢献を意識して活動する。
・ゼミに参加する全員で、ゼミ全体の「思考の質」、「成果の質」をあげることをめざす。
講師紹介
- 高橋 龍三郎
- 早稲田大学名誉教授
- 1953年長野県生まれ。早稲田大学文学研究科博士後期課程満期退学。現在、早稲田大学文学学術院名誉教授、山梨県立考古博物館館長。専門は先史考古学。主な研究テーマは、縄文社会の複雑化・階層化過程の研究,氏族制社会の成立過程の研究等。著書に、『縄文文化研究の最前線』(単著)、『村落と社会の考古学』(編著)、『科学で読みとく縄文社会』等。




