ジャンル 文学の心

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謎解きアメリカ文学 ポー、トウェイン、サリンジャー他

  • 秋講座

竹内 康浩(北海道大学教授)

曜日 金曜日
時間 13:00~14:30
日程 全6回 ・10月10日 ~ 11月21日
(日程詳細)
10/10, 10/17, 10/24, 11/07, 11/14, 11/21
コード 730102
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

アメリカ文学の新しい読み方を学ぶ。

講義概要

本講座では、主にエドガー・アラン・ポー、マーク・ウェイン、J.D.サリンジャーらの作品を軸に、アメリカ文学の新たな読み方を紹介します。
拙著『謎ときエドガー・アラン・ポー』を議論の中心に据えて、ポーが始祖とされる推理小説群を、新しく読み解いていきます。ポーがどのような手法を用いて、推理小説を作り上げていったのか、という問題を考察することで、ポーの頭の中を探索していきましょう。また、アメリカ文学を代表する作家マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』や、大ベストセラー『ライ麦畑でつかまえて』も謎解きしていきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/10 「リップ・ヴァン・ウィンクル」と「若きグッドマン・ブラウン」 ポーの前の世代であるワシントン・アーヴィング、またポーとほぼ同世代のナサニエル・ホーソンの作品を読みます。アーヴィング版の浦島太郎物語としても知られる短編「リップ・ヴァン・ウィンクル」と、ホーソンの「若きグッドマン・ブラウン」は、どちらも「森」の物語です。二つの作品を「深読み」してみたいと思います。「リップ・ヴァン・ウィンクル」は https://www.aozora.gr.jp/cards/001257/files/53680_69591.html で、「グッドマン・ブラウン」は https://literature.hanagasumi.net/YoungGoodmanBrownJP.html で読めます。
2 10/17 「犯人はお前だ」 ポーの埋もれた短編「犯人はお前だ」こそが、実はポーの最高傑作であって、私たちが思うよりもポーはずっと天才であった、という話をします。『モルグ街の殺人』角川文庫(河合訳)、あるいは『モルグ街の殺人・黄金虫』新潮文庫(巽訳)などで、「犯人はお前だ」あるいは「おまえが犯人だ」を読んでおいてください。
3 10/24 「モルグ街の殺人」他 ポーが最初に書いた推理作品である「モルグ街の殺人」などを読み解きます。名探偵デュパンが登場するこの作品には、隠された構図があります。第二回で紹介した訳本に作品が採録されているので、予習してきていただければ助かります。
4 11/07 謎ときこぼれ話 推理小説ではないポーの作品を、いくつか読んでいきます。女性の復活譚、また「黒猫」「赤死病の仮面」「落とし穴と振り子」などを題材にしながら、愛や密室のテーマを議論したいと思います。
5 11/14 『ハックルベリー・フィンの冒険』 マーク・トウェインの代表作で、アメリカ文学最大の傑作とも評される『ハックルベリー・フィンの冒険」を、当初トウェインは推理小説として構想したようです。それがなぜ幻に終わってしまったのか、その謎を解いていきたいと思います。
6 11/21 『ライ麦畑でつかまえて』 J.D.サリンジャーの長編小説『『ライ麦畑でつかまえて』(『キャッチャー・イン・ザ・ライ』)の謎を解きます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は11月28日を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」
をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け) 【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)

講師紹介

竹内 康浩
北海道大学教授
愛知県出身。専門はアメリカ文学。Mark X: Who Killed Huck Finn's Father?でエドガー賞最終候補。新潮選書の『謎とき』シリーズ三冊の著者。『謎ときサリンジャー』は小林秀雄賞を受賞した。最新刊は『謎ときエドガー・アラン・ポー』
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