ジャンル 世界を知る
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社会人のための必修教養講座 世界史を旅する 近世史編
津野田 興一(都立立川高等学校教諭)
| 曜日 | 木曜日 |
|---|---|
| 時間 | 19:00~20:30 |
| 日程 |
全5回
・09月25日 ~
11月27日 (日程詳細) 09/25, 10/09, 10/23, 11/06, 11/27 |
| コード | 730301 |
| 定員 | 30名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 14,850 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 17,077 |
目標
・世界の歴史に対する理解を深める。
・それぞれの時代や社会の特徴をつかむ。
・最新の歴史学の成果を学ぶ。
・過去の人物の生き様を通じて現在とつなげる。
・歴史史料や画像の読み解きから時代をつかむ。
講義概要
今回は、①大交易の時代とアジア・ラテンアメリカ、②ルネサンス、③宗教改革とカトリック改革、④オランダの世紀と日本、⑤ルイ14世の時代、という15〜18世紀の歴史をとりあげます。その際、最新の歴史学研究の成果をもとに、代表的な人物の事績を紹介しながら、近世ヨーロッパの特徴を分かりやすく解説します。特に近年、共通テストや高校の授業でも注目されている歴史史料や画像の読み解きを盛り込みながら、時に大学入試問題にも触れつつ時代の本質に迫ろうと考えています。予習などは特に必要ありません。高校時代の世界史を忘れてしまった人でも大丈夫。現代世界に対する問題意識を持ちながら、いっしょに世界史を旅してみませんか。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 09/25 | 大交易の時代とアジア・ラテンアメリカ | かつては「地理上の発見」や「大航海時代」と呼ばれてきた15世紀末から16世紀の時代は、ヨーロッパ諸国による世界進出によって特徴づけられます。この動きをポルトガルとスペインがリードしたのはなぜなのでしょう? 講座では、ヨーロッパ内部の事情とイスラーム世界との関係から考えてゆきます。また、ヴァスコ=ダ=ガマ、コロンブス、マゼランなどの人物に注目しながら、彼らのアジア・アフリカ・ラテンアメリカに対する「まなざし」にも注目してみましょう。その際、スペインとポルトガルが進めてきたレコンキスタ(再征服活動)の分析が重要になります。ヨーロッパ諸国と日本との関係も含め、世界が一つにつながってゆくダイナミズムを実感していただけたらと思います。 |
| 2 | 10/09 | ルネサンス それは中世なのか近世なのか? | イタリアの諸都市で始まったルネサンスは、レオナルド=ダ=ヴィンチやミケランジェロなどの天才を輩出し、私たちにもなじみが深いものです。かつては近代の始まりと位置づけられていたルネサンスですが、最近では中世の枠組みの中で捉えるべきではないかという考えも出されています。果たして、キリスト教道徳に縛られていた中世から人間性の解放へと向かった転換点なのか、それとも中世的な要素を色濃く残すものなのか、具体的な画像などをもとに考えてみたいと思います。その際、ルネサンスを芸術分野だけの動きとして捉えるのではなく、学術や思想面での継承と変化にも注目してみましょう。まずは14世紀初頭のダンテに注目です。 |
| 3 | 10/23 | 宗教改革とカトリック改革 | 一般に、宗教改革はルターに始まるといわれますが、改革の動きはそれ以前からみられました。講義では中世に始まる宗教改革の動きを、フス、ルター、カルヴァンとたどりながら考えてゆこうと思います。ただし宗教面だけでなく、政治・軍事・文化の諸側面からも考察しないと、宗教改革の意味は見えてこないでしょう。また,従来「反宗教改革」などといわれて「反動派」の権化のように見なされてきたカトリック側も、独自の改革をおこなっていた事実を明らかにしてゆこうと思います。となれば必然的に、フランシスコ=ザビエルと日本との関係についても言及することになるでしょう。ヨーロッパと日本の歴史がダイレクトにつながる時代でもあったのです。 |
| 4 | 11/06 | オランダの世紀と日本 | みなさんはオランダと聞いて何を連想しますか? 風車とチューリップがオランダのシンボルになった理由はなんでしょうか? そもそもオランダはなぜオランダと呼ばれるのでしょうか? この講義では、中世のネーデルラントに始まり、オランダとして独立したのちにヨーロッパの商業覇権を握ってゆく過程を、史料をもとに考えてゆこうと思います。そして、17世紀のオランダにヨーロッパ中から知識人が集まったのはなぜなのか、また、オランダの富を生む「4つの貿易」とは何かについても紹介してみましょう。その際、オランダと日本との関係性に注目することは、とても重要なことだと思うのです。平賀源内や杉田玄白などにも触れてみたいと考えています。 |
| 5 | 11/27 | ルイ14世の時代 | 「太陽王」というあだ名で知られるルイ14世は、いったいどのような人物だったのでしょうか? 今回は、ルイ14世の生涯を追いながら、17世紀のフランスを中心としたヨーロッパ大陸の(つまり陸の)歴史を考えてゆきましょう。絶対王政と言われた彼の政治は、どこまで「絶対」的なものだったのか。ヴェルサイユ宮殿における宮廷生活の実態はどのようなものだったのか。そしてまた、たびたびおこなわれた侵略戦争のターゲットはいったいなんだったのか? ルイ14世がわかるとフランスの近世史がわかりますし,ヨーロッパの歴史もみえてくるでしょう。宿命のライバルであるハプスブルク家との関係も意識しながら、近世ヨーロッパ社会の典型的な事例として、ルイ14世時代のフランスを紹介します。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は12月11日(木)を予定しています。
◆高校時代に使用した教科書や参考書などがあるとより楽しめると思います(無くてもまったく問題ありません)。
◆世界の歴史に対する知的好奇心や興味関心を持って参加してくださるようお願いします。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
講師紹介
- 津野田 興一
- 都立立川高等学校教諭
- 東京都生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻修了。都立高校で世界史教育を担当。著書に『世界史読書案内』(岩波ジュニア新書)、『やりなおし高校世界史 考えるための入試問題8問』(ちくま新書)、『わかる・身につく 歴史学の学び方』(大月書店、共編著)、『「なぜ!?」からはじめる世界史』(山川出版社)、『大人の学参 まるわかり世界史』(文春新書)、『大人の学参 まるわかり近現代史』(文春新書)『山川世界史ナビ』(山川出版社)のほか、高校世界史・歴史総合教科書、世界史参考書多数。




