ジャンル 人間の探求

オンデマンド

【オンデマンド】「喪失」という経験を哲学する 死別・関係の喪失・老いを中心に

  • 夏講座

中 真生(神戸大学教授)

コード 920506
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 3,960
ビジター価格 受講料 ¥ 3,960

目標

・今までじっくり考えることのなかった身近な経験や出来事について、立ち止まって、改めて考えてみましょう。

講義概要

大事なものの喪失という、誰もが体験する身近な題材について、哲学の視点から考えます。喪失には、自分にも周囲にも、失ったことやその痛みが比較的分かりやすい死別の他にも、家や仕事の喪失や、離婚・離別・失恋などの関係の喪失、老い、ペットとの死別、夢や希望の喪失など様々なものがあります。講義では、喪失経験に共通するものにまず注目します。例えば、世界が一瞬で色を失ったように感じるなど、強い喪失経験は世界や自己の見方を変えてしまう衝撃があります。次に、見えにくかったり、気に留められにくい喪失があることに注目します。夫婦・親子の冷えた関係、子どもの経験する喪失などです。具体的でやさしい哲学の講義を目指します。

各回の講義予定

講座内容
1    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2025/6/3)から学期終了翌月末(2025/10/31)までになります。一般申込開始(2025/6/3)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 冬期 「「喪失」という経験を哲学する」 (02/15〜02/15 土曜日、全1回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

中 真生
神戸大学教授
東京都生まれ。博士(文学、東京大学)。専門分野は現代哲学・倫理学。著書、『生殖する人間の哲学―「母性」と血縁を問いなおす』(勁草書房)で第44回サントリー学芸賞(思想・歴史部門)を受賞。共著に『あらわれを哲学する』(晃洋書房)や『フェミニスト現象学』(ナカニシヤ出版)ほか。

  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店