ジャンル 人間の探求

オンデマンド

【オンデマンド】フッサール現象学入門 「自己」と「他者」の探求

  • 夏講座

鈴木 崇志(立命館大学准教授)

コード 920504
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 5,940

目標

・哲学の一種としての「現象学」について基礎的な知識を身につける。
・現象学の確立者であるフッサールの思想について理解する。
・フッサールの現象学を用いて、「自己」と「他者」についての考えを深める。

講義概要

現象学は、独自の方法を用いて経験を記述する哲学であり、20世紀初頭にエトムント・フッサール(1859-1938)によって確立されました。本講義は、主としてフッサールの思想の解説を行うことによって、現象学がどのように経験を記述するのかを明らかにします。また現象学においては、「経験の主体である自己とは何か」「他者を経験するとはどういうことか」等の問題が取り扱われます。本講義では、このような「自己」や「他者」をめぐる問題について、受講者とともに、現象学の見地から考えていきたいと思います。

各回の講義予定

講座内容
1 フッサールの現象学の方法 フッサールの現象学が用いる「エポケー」と「還元」という方法について解説する
2 フッサールの現象学における「自己」 フッサールの現象学における「自己」の位置づけについて、「意識」や「時間」や「身体」との関連において解説する
3 フッサールの現象学における「他者」 フッサールの現象学における「他者」の位置づけについて、「感情移入」や「コミュニケーション」の場面に即して解説する

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2025/6/3)から学期終了翌月末(2025/10/31)までになります。一般申込開始(2025/6/3)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 冬期 「フッサール現象学入門」 (02/18〜03/04 火曜日、全3回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

鈴木 崇志
立命館大学准教授
新潟県生まれ。博士(文学、京都大学)。専門分野はドイツ語圏の哲学、特にエトムント・フッサール(1859-1938)の現象学。現在は立命館大学で、「現象学」講義など、哲学関連の講義や演習を担当。書籍等著作物として『フッサールの他者論から倫理学へ』(勁草書房、2021年)などがある。

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