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オンデマンド

【オンデマンド】戦後フランス思想 サルトル・カミュ・ボーヴォワール・メルロ=ポンティ・バタイユ

  • 夏講座

伊藤 直(松山大学教授)

コード 920503
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 5,940

目標

・戦後という時代の知的空気をまずは広く知る。
・その中で各思想家たちが世に問うた著作や思想を知る。
・各思想家たちの立ち位置や異同を把握する。

講義概要

第二次世界大戦後、フランスで花開いた思想は世界各国に伝わり大きな反響を呼び起こしました。当時の日本でも大きな注目を浴びたサルトル、カミュ、ボーヴォワール。あるいは、今なお様々な角度から研究が続けられているメルロ=ポンティとバタイユ。戦後フランス思想を彩った彼らの来歴、著作、思想などを簡潔に紹介しつつ、彼らの仕事の現代的な意義なども考察できればと考えています。なるべく平易にかみ砕いて解説するつもりですので、彼らの諸作品を既に読んだことがある方も、新たに触れてみたいという方も、ご参加を心よりお待ちしております。

各回の講義予定

講座内容
1 イントロダクション、サルトルとカミュ 二次大戦後の歴史的背景をまずは説明し、サルトルとカミュの思想を自由と反抗を中心に解説します。
2 ボーヴォワール、メルロ=ポンティ、バタイユ ボーヴォワールの自由論と女性論、メルロ=ポンティの知覚論と身体論、バタイユの内的体験の本質的な部分を解説します。
3 論争とその争点、まとめ サルトルとバタイユ、サルトルとカミュ、メルロ=ポンティとボーヴォワールらのあいだで交わされた論争を当時の時代背景も踏まえながら解説します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2025/6/3)から学期終了翌月末(2025/10/31)までになります。一般申込開始(2025/6/3)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 冬期 「戦後フランス思想」 (02/15〜03/01 土曜日、全3回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

伊藤 直
松山大学教授
宮城県仙台市生まれ。博士(文学、パリ第三大学)。専門分野は20世紀フランス文学・思想。現在、松山大学で、学部生のフランス語の授業を担当。書籍等出版物として『戦後フランス思想』(中公新書)がある。

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