ジャンル 日本の歴史と文化

オンデマンド

【オンデマンド】巨大都市江戸の食文化と生活

  • 夏講座

青木 直己(元虎屋文庫研究主幹、東洋大学・立正大学講師)

コード 920202
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 15,840
ビジター価格 受講料 ¥ 15,840

目標

・巨大都市江戸の食環境を理解し江戸に住む人々の生活を知る。

講義概要

人口100万を超える巨大都市江戸における食文化を多角的に検討します。まず都市の成り立ちと食めぐる環境の変化、食材の生産と流通、住民の日常と食生活、外食産業の発展ほか様々な視点から江戸の食文化を考えます。また、江戸という都市の特殊性が食文化に与えた影響を白米食、参勤交代、観光都市江戸などの切り口から明らかにします。

各回の講義予定

講座内容
1 日本食文化史の概略1 古代における食の状況を学びます。
2 日本食文化史の概略2 鎌倉時代以降、新しい食文化として「点心」がもたらされ、室町時代には現代の和食につながる基本的な形ができあがりました。その状況を紹介します。
3 近世都市江戸の成立と食環境 徳川家康・秀忠らによる総城下町江戸の建設と食問題を検討します。主に食環境を食料の生産と流通という側面から見ていきます。
4 江戸における外食産業の発展1 江戸は人々が気軽に外食を楽しめる町として発展しています。その状況を料理茶屋から料亭の成長を軸に考えます。
5 江戸における外食産業の発展2 江戸における屋台の発達と人々の暮らしを紹介します。
6 江戸の調味料 江戸における醤油や砂糖などの調味料の変化が江戸っ子の味覚にあたえた影響を検討します。
7 観光都市江戸の食 思った以上に江戸には多くの人々が訪れています。彼らが楽しんだ江戸名物や食事を紹介します。
8 勤番武士の食生活 参勤交代によって全国から集まった勤番武士の食生活をとおして江戸時代の食文化を考えます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2025/6/3)から学期終了翌月末(2025/10/31)までになります。一般申込開始(2025/6/3)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 冬期 「巨大都市江戸の食文化と生活」 (01/08〜02/26 水曜日、全8回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

青木 直己
元虎屋文庫研究主幹、東洋大学・立正大学講師
国分寺市史編纂室・立正大学文学部助手を経て株式会社虎屋入社、2013年虎屋文庫研究主幹にて退職。日本の食文化史および和菓子の歴史と文化の研究を行う。著書『図説和菓子の歴史』『幕末単身赴任下級武士の食日記 増補版』(ともに筑摩書房)『江戸 うまいもの歳時記』(文春文庫)ほか。NHK時代劇の時代考証を担当 。

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