ジャンル 日本の歴史と文化

中野校

古代史を見直す 恵美押勝の乱

  • 冬講座

遠山 美都男(学習院大学講師)

曜日 水曜日
時間 13:10~14:40
日程 全5回 ・01月14日 ~ 03月04日
(日程詳細)
01/14, 01/21, 02/04, 02/18, 03/04
コード 340205
定員 54名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・奈良時代、聖武天皇の後継者、孝謙女帝に敵対し、敗れ去った藤原仲麻呂(恵美押勝)の生涯を再検討します。

講義概要

藤原不比等の孫で南家・武智麻呂の次男に生まれた仲麻呂は天然痘によって父と叔父を一挙に失い、若くして藤原政権の復活を余儀なくされます。仲麻呂はいかにして藤原氏を再興し、権力の座とそれを象徴する恵美押勝の姓名を手に入れることが出来たのでしょうか。そして、彼はどうして孝謙天皇と対立し、敗れ去ることになってしまったのか。その栄光と転落を史料に即して丹念にたどります。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/14 藤原南家の系譜 不比等の長子・武智麻呂の家系(南家)に生まれた仲麻呂は、他の三家(北家・式家・京家)に抗して南家の繁栄を義務づけられます。
2 01/21 天然痘の脅威 藤原四子は天然痘の犠牲になり、あっけなく退場を余儀なくされます。仲麻呂は叔母にあたる光明皇后と手を結んで藤原南家の復興を図ります。
3 02/04 紫微中台 聖武天皇の譲位により孝謙天皇が即位するにおよび、仲麻呂は孝謙の母・光明皇太后の家政機関である紫微中台を足掛かりに権力の座を駆け上がります。
4 02/18 恵美押勝 仲麻呂は淳仁天皇を擁立し、天皇の義父の座を手に入れます。恵美押勝の名はその権力を象徴するものだったのです。その権勢は絶対に安泰であるかに見えたのですが。
5 03/04 湖畔に果つ 仲麻呂は皇位継承問題をめぐって孝謙上皇と対立を深め、ついに上皇側に先制攻撃を許してしまうのです。彼は琵琶湖西岸を北上し、一路越前国をめざしました。

講師紹介

遠山 美都男
学習院大学講師
1957年東京都生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。博士(史学、学習院大学)。専門は日本古代史。著書に『新版 大化改新』『壬申の乱』(中央公論新社)、『蘇我氏四代 ― 臣、罪を知らず』(ミネルヴァ書房)、『古代の皇位継承』『敗者の日本史 大化改新と蘇我氏』『人をあるく 蘇我氏と飛鳥』(吉川弘文館)、『彷徨の王権 聖武天皇』『古代日本の女帝とキサキ』『天武天皇の企て 壬申の乱で解く日本書紀』(角川学芸出版)など多数。
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