ジャンル 文学の心

中野校

絵と共に味わう『百人一首』

  • 冬講座

家永 香織(立教大学特任教授)

曜日 金曜日
時間 10:40~12:10
日程 全5回 ・02月06日 ~ 03月06日
(日程詳細)
02/06, 02/13, 02/20, 02/27, 03/06
コード 340107
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・『百人一首』のすべての歌を丁寧に読み、和歌を解釈・鑑賞する力を身につける。
・『百人一首』を読み解くことを通じて、和歌文学の豊かさ、おもしろさを知る。
・様々な百人一首絵を見比べ、『百人一首』の絵画化の在り方を学ぶ。

講義概要

千数百年の歴史をもつ和歌は、日本文学の土台です。本講座では最も有名な歌集と言える『百人一首』を取り上げ、最新の学説にも触れながら、歌に込められた心情や作意を丁寧に読み解きます。また毎回様々な百人一首絵を紹介し、和歌の内容がどのように絵画化されているのか検討します。『百人一首』の歌を解釈・鑑賞することを通して、和歌の世界の豊かさ、おもしろさを実感していただきたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 02/06 「わたのはら」の歌・「あまつ風」の歌 『百人一首』11番「わたのはらやそしまかけてこぎ出でぬと人にはつげよ海人のつり舟」(参議篁)と12番「あまつ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ」(僧正遍昭)を読む。
2 02/13 「つくばねの」の歌・「みちのくの」の歌 『百人一首』13番「つくばねの峰より落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる」(陽成院)と14番「みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにしわれならなくに」(河原左大臣)を読む。
3 02/20 「君がため春の野にいでて」の歌・「たち別れ」の歌 『百人一首』15番「君がため春の野にいでて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ」(光孝天皇)と16番「たち別れいなばの山の峰におふるまつとしきかばいまかへりこん」(中納言行平)を読む。
4 02/27 「ちはやぶる」の歌・「すみのえの」の歌 『百人一首』17番「ちはやぶる神代もきかずたつた川から紅に水くくるとは」(在原業平朝臣)と18番「すみのえの岸による浪夜さへや夢の通ひ路人めよくらむ」(藤原敏行朝臣)を読む。
5 03/06 「難波がた」の歌・「わびぬれば」の歌 『百人一首』19番「難波潟みじかき葦のふしの間もあはでこの世をすぐしてよとや」(伊勢)と20番「わびぬれば今はた同じ難波なるみをつくしてもあはむとぞ思ふ」(元良親王)を読む。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆取り上げる和歌は、2025年度夏講座「絵と共に味わう『百人一首』」の続きからとなりますが、前講座を受講していなくても全く問題はありません。新規受講を歓迎します。
◆教材はプリントとして配付します。

講師紹介

家永 香織
立教大学特任教授
東京大学人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門分野は、中古・中世和歌文学。著書として、『転換期の和歌表現』(第二次関根賞受賞)、『為忠家初度百首全釈』『為忠家後度百首全釈』他がある。

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