ジャンル 文学の心

中野校

『竹取物語』を読む

  • 冬講座

吉井 美弥子(元和洋女子大学教授)

曜日 月曜日
時間 13:10~14:40
日程 全5回 ・01月19日 ~ 03月16日
(日程詳細)
01/19, 02/02, 02/16, 03/02, 03/16
コード 340104
定員 36名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・『竹取物語』の後半を原文で丁寧に読み解いていきます。
・文学史、文化史の中の『竹取物語』の意義を探っていきます。
・『竹取物語』を音読することによって原文の特色を体感していきます。

講義概要

『竹取物語』は、古くは『源氏物語』の中で「物語のいでき始めの親なる竹取の翁」の物語として高く評されていることで知られ、『源氏物語』に大きな影響を与えた物語です。昔話の「かぐや姫」でなじみが深く、また小・中・高の国語教科書でも取り上げられている『竹取物語』。近年もアニメーションで映像化されたことで注目されました。このようによく知られた『竹取物語』ですが、改めて原文で丁寧に読むと、昔話や教科書では取り上げられることがあまりなかった部分があることに気付かされます。秋学期から続く本学期で『竹取物語』の後半を読み解いた上で、全体を振り返ります。全員で音読をすることによって、物語のリズムも味わいましょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/19    
2 02/02    
3 02/16    
4 03/02    
5 03/16    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆指定テキスト以外でも、『竹取物語』の原文が記載されている書籍をお持ちの方はそれをお使いくださって結構です。ただし、授業中に「〇〇頁の△△行目」などと説明する際には、主に指定テキストを用いますので、その旨ご了解ください。もちろん、指定テキストではない書籍を使っていらっしゃる方にもできるだけわかりやすいようにご説明いたします。

テキスト

テキスト
室伏信助(訳注)『新版 竹取物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)(ISBN:978-4043568017)※ 『竹取物語』の原文が記載されている書籍なら上記以外でも結構です(ただし、授業中に「〇〇頁の△△行目」などと説明する際には指定テキストを用います)。

講師紹介

吉井 美弥子
元和洋女子大学教授
早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。元和洋女子大学教授。『源氏物語』や『紫式部日記』などの平安朝文学を主な研究対象とする。著書に『読む源氏物語 読まれる源氏物語』(森話社)、編著書に『〈みやび〉異説』(森話社)、共編著書に『源氏物語事典』(大和書房)、監修書に『語りたくなる紫式部 平安宮廷の表と裏』(主婦と生活社)ほか。
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