ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

歴史建築・町並みに見る文化的景観 懐かしい町家から近代洋風建築まで

  • 冬講座

藤島 幸彦(早稲田大学非常勤講師、世田谷区生涯大学副学長)

曜日 金曜日
時間 15:05~16:35
日程 全5回 ・01月30日 ~ 02月27日
(日程詳細)
01/30, 02/06, 02/13, 02/20, 02/27
コード 140229
定員 34名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・日本各地に残る古くも美しい町家建築・洋風建築が残る町の景観的魅力を発見する
・歴史的建築・町並みを町ぐるみで文化財として保存する制度を学ぶ
・国の文化財保存地区だけでなく、地方自治体などで歴史建築の保存整備が進む町にも関心を持つ

講義概要

開発と近代化の中で失われつつある歴史ある建築や町並みが見直され、保存・再生・活用する動きが広まっています。国や地方自治体の保存制度で整備されている建築・町並み等の景観的魅力や、特徴的な建築の鑑賞法をお伝えします。江戸時代からの伝統を伝える町家建築や、明治期から昭和前半期に建てられた洋風建築まで、町にはさまざまな歴史建築が見られます。国の文化財保護法によって選定された保存地区や、講師が見出した地元独自の保存建築や保存地区(講師はこれを「こまちなみ」と呼びます)などを紹介します。時間の都合で、講師撮影の映像(写真・動画)と口頭解説を中心とし、町の歴史や建築の詳説は当日の配付資料でお伝えします。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/30 町並み保存概説  国選定保存地区5選 祇園新橋・奈良県今井町・東海道関宿・白川郷・川越 文化庁では、歴史建築が多く残り、町並みを形成している地区を町ぐるみ文化財保護法で保存整備しています。令和6年8月現在、全国で129地区が選定されている保存地区の中から、特色あふれる地区を5地区選んで、町並み保存を中心とした歴史建築の保存制度とその意義について概説的にご紹介します。
2 02/06 実例研究(1)城下町・港町 赤穂城下町と坂越 「忠臣蔵」で有名な兵庫県赤穂市は、旧城下町の中心部、塩田の開発によって開かれた南部、天然の良港に恵まれた坂越地区などに大別されます。日本100名城に選定されている赤穂城址と旧城下町、歴史建築が多く残る坂越(さこし)地区をご紹介します。
3 02/13 実例研究(2)城下町・レトロ建築町 弘前 青森県弘前市は弘前城址の桜で有名ですが、城下町の一部である武家屋敷町は国選定の町並み保存地区になっています。また、市内の各所には特色あふれる洋館が点在していて、洋風建築の町としても注目されています。それぞれの景観的特色をご紹介します。
4 02/20 実例研究(3)産業の町 有田 有田焼(伊万里焼)の中心地である佐賀県有田町の内山地区には、江戸時代から昭和初期までの和風・洋風のさまざまな建築が軒を連ね、製磁町として国の町並み保存地区に選定されています。商家、窯元の屋敷、洋館などが有田焼の繁栄の歴史を伝えている景観をご紹介します。
5 02/27 実例研究(4)甲州街道の「こまちなみ」台ケ原宿など 小規模ながらもその町の歴史を伝え、美しい景観を醸し出している「こまちなみ」は全国各地に点在しています。山梨県北杜市の台ケ原宿は甲州街道の宿場町の面影を残す造り酒屋や和菓子屋、常夜灯などが残っています。台ケ原宿を中心に、甲州街道に見られる「こまちなみ」をご紹介します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆取り上げる町にはこれまで開講した講座と一部重複していますが、新たな内容・視点・映像等を加えて再編成しています。

講師紹介

藤島 幸彦
早稲田大学非常勤講師、世田谷区生涯大学副学長
東京都出身。1988年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学、1985年同教育学部助手。現在同学部講師。世田谷区生涯大学副学長。自営の綜芸文化研究所にて文化財調査・研究に従事。日本建築文化史専攻。日本建築学会・日本民俗建築学会会員。著書に『京都の町家』(風土デザイン研究所)、『町家点描』(共著)(学芸出版社)など。

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