ジャンル 文学の心
中野校
安部公房の世界 メディア越境の種子
鳥羽 耕史(早稲田大学教授)
| 曜日 | 金曜日 |
|---|---|
| 時間 | 15:05~16:35 |
| 日程 |
全4回
・01月09日 ~
01月30日 (日程詳細) 01/09, 01/16, 01/23, 01/30 |
| コード | 340111 |
| 定員 | 24名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・安部公房という作家についての知識を得る。
・先行研究を踏まえた小説の読解力を身につける。
・20世紀の文学・芸術に対する理解を深める。
講義概要
安部公房(1924〜93年)は、戦後の前衛的な芸術運動の中で、次々に新しい表現を試みた作家です。今回の講義では、彼の1950年代後半から1960年代前半の作品を集めた短編集の中から、すべて1957年に書かれた3編と、そのシナリオ化作品を読み解きます。戦時中に村に逃げてきた脱走兵と村人たちを描いた「夢の兵士」、そのシナリオ化作品の「日本の日蝕」、大男と小男のやりとりが意外な展開を見せる「誘惑者」、ずっと生き続ける先祖と家族を描いた「家」を読み、彼の様々な実験とメディア展開について考えてみたいと思います。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 01/09 | 「夢の兵士」 | 戦時中に村に逃げてきた脱走兵と村人たちを描いた「夢の兵士」の寓意を読み解きます。 |
| 2 | 01/16 | 「日本の日蝕」 | 「夢の兵士」をテレビドラマ化したシナリオである「日本の日蝕」のメディア展開の意味を読み解きます。 |
| 3 | 01/23 | 「誘惑者」 | 大男と小男のやりとりが意外な展開を見せる「誘惑者」における狂気の意味を読み解きます。 |
| 4 | 01/30 | 「家」 | ずっと生き続ける先祖と家族を描いた「家」における先祖の寓意を読み解きます。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は、2月6日(金)を予定しております。
テキスト
テキスト
安部公房『無関係な死・時の崖』(新潮文庫)(ISBN:978-4101121086)講座で取り上げる作品三つはこの短編集に収録されています。小説のテキスト自体は資料配付しませんので、受講者ご自身で入手してください。シナリオ「日本の日蝕」のみは資料配付します。
講師紹介
- 鳥羽 耕史
- 早稲田大学教授
- 1968年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科満期退学。博士(文学)。専攻は日本近代文学、戦後文化運動。著書に『安部公房―消しゴムで書く』(ミネルヴァ書房、2024年)、『1950年代―「記録」の時代』(河出書房新社、2010年)、『運動体・安部公房』(一葉社、2007年)、編著に『安部公房 メディアの越境者』(森話社、2013年)などがある。




