ジャンル 文学の心

早稲田校

江戸の絵本、黄表紙を読む 江戸人の洒落と機知

  • 冬講座

鈴木 久美(早稲田大学講師)

曜日 月曜日
時間 10:40~12:10
日程 全4回 ・01月19日 ~ 02月09日
(日程詳細)
01/19, 01/26, 02/02, 02/09
コード 140120
定員 90名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・江戸の絵本「黄表紙」に親しみ内容を理解する。
・江戸の人々の機知・洒落に触れそれらを楽しむ。

講義概要

板元蔦屋重三郎の活躍で知られるように、印刷技術が発展した江戸時代には多種多彩な書籍が刊行され多くの人々に親しまれていました。そうした中で、広く大人のニーズに応えた娯楽読み物として登場したのが黄表紙(青本)と呼ばれる絵入り本です。本講義では、誰もが知る昔話のその後を描いた『桃太郎後日噺』(朋誠堂喜三二作・恋川春町画)をとりあげます。あらゆる事象を笑いの題材にしてしまう江戸人の絶妙なセンスを、現代の視点から楽しみましょう。当時の社会情勢や流行・風俗についても適宜解説していきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/19 『桃太郎後日噺』を読む1  
2 01/26 『桃太郎後日噺』を読む2  
3 02/02 『桃太郎後日噺』を読む3  
4 02/09 『桃太郎後日噺』を読む4  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は2月16日(月)を予定しています。

講師紹介

鈴木 久美
早稲田大学講師
1972年静岡県生まれ。早稲田大学大学院出身。専門は日本近世文学。主な著書に『近世噺本の研究』(笠間書院)、「噺本の文体ー江戸小咄文体の発生ー」(江戸川文学第37号、ぺりかん社)などがある。
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