ジャンル 芸術の世界

中野校

天台仏教の美術 法華経、密教、浄土教、天台神道の美術

  • 秋講座

木内 堯大(大正大学教授)

曜日 金曜日
時間 15:05~16:35
日程 全4回 ・11月14日 ~ 12月05日
(日程詳細)
11/14, 11/21, 11/28, 12/05
コード 330425
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・ 日本の美術に与えた天台思想の影響について理解することができる。
・ 様々な美術の作品に関して、その成立に関わる思想的背景の理解を深める。
・ 法華経、密教、浄土教、神道などさまざまな要素が複合的に集まった天台仏教の文化について、その多様性を評価できる。

講義概要

『法華経』を教説の中心として誕生した天台宗は、最澄によって日本に輸入され、円密禅戒の総合的な宗派として位置づけられるようになった。それに加えて、日本古来の神に対する信仰や、浄土教などが取り入れられ、多様な展開を示すこととなった。平安時代以降の日本文化を概観してみると、天台宗の教学が与えた影響が大きいことに驚かされるのである。本講座の目的は、『法華経』の美術、密教の美術、浄土教の美術、天台神道の美術など、天台宗の教えを根幹とする様々な日本の美術に触れ、そこにこめられた日本天台の思想や信仰について、理解を深化することにある。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 11/14 イントロダクション、法華経の美術 天台宗が多様な教えを含むということを解説し、天台宗の根本聖典とされる法華経の美術に関して述べていきます。キーワード 法華経曼荼羅、写経、多宝塔、普賢菩薩
2 11/21 天台密教の美術 密教とはどのような教えなのかということから始めて、天台密教の儀礼や美術に関して解説していきます。キーワード 曼荼羅、不動明王、大日如来、密教法具、変化観音
3 11/28 天台浄土教の美術 平安時代の天台浄土教の教えが、いかに浄土教美術として受容されていったのかということについて論じていきます。キーワード 阿弥陀如来、阿弥陀三尊、阿弥陀聖衆来迎図、平等院鳳凰堂、中尊寺金色堂、臨終行儀
4 12/05 山王神道の美術 比叡山を守護する神である山王と、それをめぐる神仏習合の美術、山岳修験の美術について解説していきます。キーワード 山王三聖、日吉大社、山王曼荼羅、修験道、蔵王権現、本地垂迹

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講師がプリントを用意するので、筆記用具だけで構いません。

講師紹介

木内 堯大
大正大学教授
昭和49年6月8日生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大正大学大学院修了。博士(仏教学)。現在、大正大学仏教学部教授。天台宗綜合研究センター研究員。東京都墨田区の天台宗如意輪寺と江東区亀戸の光明寺住職。大学では天台学、及び日本文化と仏教の関わりに関する講義を担当している。著書、『最澄『守護国界章』全訳註』上巻(宗教工芸社)、『日本人のこころのことば 最澄』(共著・創文社)、『仏教の教えを築いた人々』(共著・宗教工芸社)他。
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