ジャンル 芸術の世界

中野校

第二次世界大戦とクラシック音楽 終戦80年に戦争と音楽の関係を考える

  • 秋講座

中川 右介(作家、編集者)

曜日 木曜日
時間 10:40~12:10
日程 全8回 ・10月02日 ~ 11月27日
(日程詳細)
10/02, 10/09, 10/16, 10/23, 11/06, 11/13, 11/20, 11/27
コード 330422
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・戦後80年にあたり、芸術と政治、芸術と戦争の関係を、クラシック音楽を通じて考える。
・著名音楽家たちの人生を知る。
・戦争中に生まれた名曲、名演を知る。

講義概要

1933年のナチス政権誕生から45年の終戦までの12年間の、ドイツ、アメリカ、ソ連、フランスなどでの、クラシックの音楽家たちの動向を追いながら、その時々の録音を聴き、音楽と政治、音楽と戦争の関係を考えます。具体的には「ドイツに留まったフルトヴェングラー、カラヤンの生き方の是非」「反ナチスでありながら、ドイツ音楽を愛したトスカニーニ、ワルターの苦悩」「もうひとつの全体主義国家・ソ連での音楽家の生き方」「亡命した音楽家たちの望郷」「戦場で戦った音楽家」「強制収容所で生死の境にいた音楽家」など。
※同講師の2018年夏講座「音楽家たちの第二次世界大戦」と重複する内容があります。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/02 ヒトラー政権誕生 1933 1933年、ドイツ音楽界で頂点に立とうとしていたフルトヴェングラーの前に誕生したヒトラー政権。ユダヤ人であるためにドイツを出たワルター、クレンペラー、シュナイダーたち。
2 10/09 バイロイト対ザルツブルク 1934-1935 バイロイト音楽祭がナチスのものになると、トスカニーニは出演を拒否。一方、ザルツブルク音楽祭は反ナチスの砦に。
3 10/16 スペイン内戦、パレスチナ交響楽団 1936-1937 スペイン内戦下、カザルスはどう生きたか。ユダヤ人たちによるオーケストラ誕生に協力したトスカニーニの思い。
4 10/23 オーストリア併合 1938 ドイツによるオーストリア併合でワルターはウィーンと決別。一方、カラヤンがベルリンに登場。
5 11/06 開戦 1939-40 チェコスロバキアを崩壊させたドイツはポーランドへ侵攻し、戦争勃発。フランスはあっさり降伏。これらの国で音楽家たちはどう生きたか。
6 11/13 独ソ戦 1941-1942 ドイツとの熾烈な戦闘のなかで生まれたショスタコーヴィチの『レニングラード交響曲』は、アメリカでも演奏され、米ソ蜜月の象徴となった。
7 11/20 パリ解放 1943-1944 戦況がドイツに不利になるなかでも、フルトヴェングラー、カラヤンは音楽を奏で続けた。
8 11/27 終戦 1945 ヒトラーの死を告げるニュースではフルトヴェングラー指揮のブルックナーが流れ、戦勝祝賀演奏会でトスカニーニが選んだのはベートーヴェンだった。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講師の著書『国家と音楽家』をベースにします。事前にお読みいただけると、より理解が深まるでしょう。

講師紹介

中川 右介
作家、編集者
1960年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社アルファベータ代表取締役編集長として『クラシックジャーナル』、音楽家の評伝などを編集・発行(2014年まで)。映画、音楽、歌舞伎、歌謡曲などの著書多数。著書に『国家と音楽家』『冷戦とクラシック音楽』『カラヤンとフルトヴェングラー』『クラシック音楽の歴史』『山口百恵』『松田聖子と中森明菜』ほか多数。

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