ジャンル 日本の歴史と文化

中野校

近世日本の政治と文化

  • 秋講座

大石 学(東京学芸大学名誉教授、静岡市歴史博物館館長)

曜日 土曜日
時間 13:10~14:40
日程 全4回 ・10月11日 ~ 12月13日
(日程詳細)
10/11, 10/25, 12/06, 12/13
コード 330209
定員 42名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・江戸時代の「平和」の達成・展開を政治過程と文化の発展の関係から見ていく。
・国家・幕府による社会・文化の統制とこれに対する文化の変質などを見る。

講義概要

政治と文化は一見別々に成長・発展しているようであるが、実は深くかかわりながら展開している。江戸時代の各期における政治の特徴と文化の発展を歌舞伎を中心に、学問諸分野・小咄・川柳・浮世絵などを視野にいれて展望する。
【各回の講義予定】近世的秩序の形成/近世的秩序の確立/幕藩秩序の整備・強化/元禄時代の政治と文化

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/11 近世的秩序の形成 戦国時代から統一政権の成立期について、武器の国家的管理と上方中心の文化について、出雲お国などの活躍をみる。
2 10/25 近世的秩序の確立 江戸前期において、法的支配の整備・社会秩序の確立にともなう「牢人反乱」「かぶき者」の発生などについて見る。
3 12/06 幕藩秩序の整備・強化 幕府や藩の「家」秩序の整備とともに発生する「お家騒動」、武断主義から
文治主義への転換にともなう官僚制の整備などを歌舞伎作品などから読み解く。
4 12/13 元禄時代の政治と文化 将軍綱吉の時代の政治と文化について、幕政の変化、生類憐みの令、経済政策などから見ていく。

テキスト

テキスト
大石学編著『これぞ! 歌舞伎―そのあらすじと史実―』(清水書院)(ISBN:978-4389501594)

講師紹介

大石 学
東京学芸大学名誉教授、静岡市歴史博物館館長
1953年生まれ。東京学芸大学卒業、同大学院修士課程修了。筑波大学大学院博士課程単位取得。日本学術振興会奨励研究員、同特別研究員、名城大学助教授、東京学芸大学教授などを経て現職。主な著書に『近世日本の統治と改革』(吉川弘文館)ほか。大河ドラマ「篤姫」「西郷どん」など時代考証を担当。

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