ジャンル 日本の歴史と文化
中野校
古代史の舞台裏 平安時代の人と政治
瀧音 能之(駒澤大学名誉教授)
| 曜日 | 火曜日 |
|---|---|
| 時間 | 10:40~12:10 |
| 日程 |
全10回
・09月30日 ~
12月02日 (日程詳細) 09/30, 10/07, 10/14, 10/21, 10/28, 11/04, 11/11, 11/18, 11/25, 12/02 |
| コード | 330207 |
| 定員 | 24名 |
| 単位数 | 2 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 29,700 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 34,155 |
目標
・古代史の流れを理解します。
・史料の読解力を養います。
・古代の著名な人物について、理解を深めます。
講義概要
古代史は、変化しないという認識があるかもしれませんが、その時々の人びとの解釈によって、評価が変わることも間々あります。この講座では、よく知られている人物を取り上げて、今まで言われていたことを再検討して、できるだけ新しい古代史像を考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】桓武・平城・嵯峨の時代/藤原冬嗣の政治/藤原良房の政治力/藤原基経と宇多天皇/菅原道真と昌泰の変/源高明と安和の変/藤原道長と摂関政治/白河上皇と院政/保元の乱とその影響/平治の乱と平清盛
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 09/30 | 桓武・平城・嵯峨の時代 | 桓武天皇とその子供である平城天皇・嵯峨天皇の時代は、律令制の立て直しを図った時代として知られます。桓武天皇の実際の政治を見ると共に今まではあまり、顧みられなかった平城天皇と嵯峨天皇の政治を丁寧に探ってみたいと思います。 |
| 2 | 10/07 | 藤原冬嗣の政治 | 藤原冬嗣は、藤原北家の隆盛のもとを作った人物として知られます。薬子の変に際して、蔵人頭として嵯峨天皇を支え、平城天皇を押さえ込んだ政治力に注目して、その行動を追いかけてみたいと思います。加えて、平城上皇についた藤原薬子・仲成についても見ていきます。 |
| 3 | 10/14 | 藤原良房の政治力 | 藤原良房は、人臣ではじめて摂政となった人物として知られます。承和の変や応天門の変に際して、良房がとった行動について、考えてみます。また、それぞれの事件で敗者となった貴族たちにも目を向けて彼らの行動について、追いかけてみたいと思います。 |
| 4 | 10/21 | 藤原基経と宇多天皇 | 藤原良房の子(養子)として良房の後を継ぎ、藤原北家の勢力を盤石にした基経について、その政治力を解説していきます。特に、阿衡事件の顛末について、基経と宇多天皇の関係について、追究していきます。 |
| 5 | 10/28 | 菅原道真と昌泰の変 | 基経の死後、宇多天皇の政治とそれに伴う菅原道真の登用について、考えてみます。菅原道真の異例の出世の背景と藤原時平の政治について、見ていきたいと思います。また、道真がなぜ大宰府に左遷されたかについても、その原因を探ってみます。 |
| 6 | 11/04 | 源高明と安和の変 | 皇族の出身である源高明の政治と安和の変について考えてみます。そして、この事件を契機として、皇族の出身といえども藤原北家に及ばないという力の差についても解説します。 |
| 7 | 11/11 | 藤原道長と摂関政治 | 藤原道長の時代は、いうまでもなく藤原北家の全盛期といえます。昨年の大河ドラマでも道長は、大きく取り上げられ、反響が大きかったのではないでしょうか。道長とその子である頼通の時代を中心に、政治や文化について解説します。 |
| 8 | 11/18 | 白河上皇と院政 | 白河上皇は、1086年に院政をひらき摂関政治と決別した上皇として有名です。武士が台頭してくる時代のなかで、上皇の巧みな政治力について解説します。 |
| 9 | 11/25 | 保元の乱とその影響 | 武士の力が次第に大きくなっても、なかなか中央に影響を及ぼすことは出来ませんでした。その点で、天皇家や摂関家の手足となったとはいえ、平安京を舞台に平氏と源氏が争ったということは、大きな事件であったと言えます。保元の乱の背景について、様々な視点から解説します。 |
| 10 | 12/02 | 平治の乱と平清盛 | 保元の乱を経て、武士の力を見せつけた平氏と源氏ですが、まだまだ貴族の配下という立場は、変わりませんでした。そうした中で、平安京を舞台に平清盛と源義朝という平氏と源氏の棟梁が、互いに戦ったという画期的な事件が平治の乱です。この乱の前後の社会について、解説します。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆テキストは、ありません。毎回、必要に応じて、プリントを配付します。
講師紹介
- 瀧音 能之
- 駒澤大学名誉教授
- 1953年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、明治大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。専門分野は、日本古代史。著書に『出雲古代史論攷』(岩田書院)などがある。




