ジャンル くらしと健康

早稲田校

人生100年、最後まで尊厳ある人生を支える介護サービス 利用したいサービスがあるか確認、なければ準備が必須

  • 秋講座

内田 厚子(社会保障教育研究所代表)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全2回 ・10月18日 ~ 10月25日
(日程詳細)
10/18, 10/25
コード 130628
定員 28名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・介護保険と高齢者福祉サービスの種類と内容・利用条件を知る
・介護費用を知り、年金・金融資産・不動産で賄えるか確認する
・あなたが住む自治体で、受けたい介護・生活支援があるか確認する
・子や孫に、過度に依存せず生きられるか(子や孫の人生も尊重)を知る

講義概要

長寿人生を全うするには、介護と生活などの支援が欠かせません。子や孫に頼れない人も多くなっています。そこで介護保険と高齢者福祉サービスの種類や利用条件・利用料をわかりやすく説明しますので、あなたの住む自治体に希望するサービスがあるか確認しましょう。介護の3原則は、生活の継続性、自己決定、残存能力の活用です。しかし介護職不足から、介護施設は入所待ち、在宅介護にも利用制限がかかる自治体もあります。認知症になる前に、任意後見制度、商事信託(信託銀行)・家族信託などの利用で、自分のお金の使われ方も成年後見より柔軟になります。要介護になってからでは遅い知識です。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/18 高齢化の現状と公的介護保険で受けられるサービスと利用料 要介護者の増加、重度・長期化で家族介護の限界、介護保険の財源(税金と保険料)、消費税で低所得者の保険料減額、自治体と所得で異なる保険料・介護報酬(人件費)、介護認定とケアプラン、介護サービスの種類(在宅・通所・施設3種)、所得による自己負担割合、1-3割で利用できる月額上限額、高額介護サービス費、医療費との合算上限額、自治体内限定の地域密着型サービス・地域支援事業
2 10/25 公的介護保険を補う高齢者生活支援制度、社会福祉協議会の制度、民間介護保険、空き家問題から死後の手続きまで支援制度を幅広く解説 住む自治体で大きく異なる高齢者福祉の在宅サービスの種類と利用料(配食・家事支援・緊急通報・寝具乾燥・紙おむつ・訪問理美容・・・)、高齢者向け住まいの種類、社会福祉協議会のサービスと利用料、介護費用を賄うための不動産の活用、保険会社の介護保険の動向、空家問題と不動産活用、高齢者虐待の現状、家族信託・成年後見制度、身寄りのない人の見守りと死後の手続、ペットの医療・介護問題

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は11月8日(土)を予定しております。

講師紹介

内田 厚子
社会保障教育研究所代表
社会福祉士・ファイナンシャルプランニング技能士。現職は、自治体の社会教育講師・J-FLEC認定アドバイザー(金融庁)。テーマは人生100年時代のライフプランと社会保障、相続と贈与。元東京医科歯科大学など非常勤講師「社会保障」担当。
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