ジャンル 芸術の世界
早稲田校
江戸文化ゼミナール 原典で学ぶ江戸のベストセラー
深谷 大(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
| 曜日 | 月曜日 |
|---|---|
| 時間 | 13:10~14:40 |
| 日程 |
全15回
・09月22日 ~
02月09日 (日程詳細) 09/22, 09/29, 10/06, 10/20, 10/27, 11/10, 11/17, 12/01, 12/08, 12/15, 12/22, 01/19, 01/26, 02/02, 02/09 |
| コード | 130490 |
| 定員 | 20名 |
| 単位数 | 3 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 59,400 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 68,310 |
目標
・江戸時代の文学・芸能・美術作品への理解力を身につける。
・江戸時代の文化から現代を生きるヒントを得る。
・江戸時代作品の原典に親しむことで、くずし字の読解力を身につける。
・2025年大河ドラマ「べらぼう」を興味深く、より楽しく視聴する力を身につける。
講義概要
2025年NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」は江戸時代を代表する出版プロデューサー・蔦屋重三郎(通称・蔦重)の物語です。本講座は文学・芸能・美術にわたり、オールラウンドに江戸文化を探求している講師が「今こそ江戸文化を」という思いで開講します。絵巻・絵本、歌舞伎・浄瑠璃関係の書物など、江戸時代のベストセラーに触れ、皆様と楽しみながら読み解いていきます。現代人にも知られている作品や周辺の作品に触れ、様々な視点から、受講生のみなさんとともに検討していくことで、江戸から現代に続く日本文化の醍醐味を味わいましょう!
※秋・冬学期を通して学びます。日程にご注意ください。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 09/22 | オリエンテーション―開講にあって― | 開講にあたり、ゼミナール形式の授業方法、取り上げる作品などについてご説明し、皆様のご意見をいただきます。 |
| 2 | 09/29 | 江戸文化の魅力(1)―絵巻― | 絵巻は江戸時代にも制作されました。その魅力についてお話し、皆様と討議します。 |
| 3 | 10/06 | 江戸文化の魅力(2)―絵本(1)― | 江戸時代には様々な絵本が作られました。そのうち肉筆(手書き)で書かれた絵本についてお話し、皆様と討議します。 |
| 4 | 10/20 | 江戸文化の魅力(3)―絵本(2)― | 江戸時代には様々な絵本が作られました。そのうち出版された絵本(版本)についてお話し、皆様と討議します。 |
| 5 | 10/27 | 江戸文化の魅力(4)―芸能(1)― | 江戸時代には様々な芸能が誕生しました。まずは(人形)浄瑠璃についてお話し、皆様とディスカッションをします。 |
| 6 | 11/10 | 江戸文化の魅力(5)―芸能(2)― | 江戸時代には様々な芸能が誕生しました。現在も発展し続けている歌舞伎についてお話し、皆様と討議します。 |
| 7 | 11/17 | 江戸時代の文字を読む(1) | 江戸のベストセラーを原典で読む手ほどきをし、皆様と読み、討議をします。 |
| 8 | 12/01 | 江戸時代の文字を読む(2) | 江戸のベストセラーを原典で読む手ほどきをし、皆様と読み、討議をします。 |
| 9 | 12/08 | 江戸の浮世絵絵本を読む(1) | 黄表紙や浄瑠璃・歌舞伎などの絵本を読み、皆様と討議します。取り扱う作品については、皆さまのご意見をうかがい決めていきます。 |
| 10 | 12/15 | 江戸の浮世絵絵本を読む(2) | 黄表紙や浄瑠璃・歌舞伎などの絵本を読み、皆様と討議します。取り扱う作品については、皆様のご意見をうかがい決めていきます。 |
| 11 | 12/22 | 江戸の浮世絵絵本を読む(3) | 黄表紙や浄瑠璃・歌舞伎などの絵本を読み、皆様と討議します。取り扱う作品については、皆様のご意見をうかがい決めていきます。 |
| 12 | 01/19 | 江戸の浮世絵絵本を読む(4) | 黄表紙や浄瑠璃・歌舞伎などの絵本を読み、皆様と討議します。取り扱う作品については、皆様のご意見をうかがい決めていきます。 |
| 13 | 01/26 | 江戸の浮世絵絵本を読む(5) | 黄表紙や浄瑠璃・歌舞伎などの絵本を読み、皆様と討議します。取り扱う作品については、皆様のご意見をうかがい決めていきます。 |
| 14 | 02/02 | 江戸の浮世絵絵本を読む(6) | 黄表紙や浄瑠璃・歌舞伎などの絵本を読み、皆様と討議します。取り扱う作品については、皆様のご意見をうかがい決めていきます。 |
| 15 | 02/09 | まとめ | 全体のまとめをし、皆様のご意見をいただきステップアップをはかります! |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講は、2月16日(月)を予定しております。
◆ゼミナール講座には、学びをより良いものにするための「グランドルール」があります。相互に円滑に学びあうコミュニティづくりにご協力ください。
・議論の際には、他者の意見を否定するのではなく、建設的な意見を述べて議論を深めるようにする。
・対等な立場で参加し、他者の意見や背景を理解する努力をする。
・ゼミというコミュニティの中で、自分のできることを見出し、コミュニティへの貢献を意識して活動する。
・ゼミに参加する全員で、ゼミ全体の「思考の質」、「成果の質」をあげることをめざす。
講師紹介
- 深谷 大
- 早稲田大学演劇博物館招聘研究員
- 東京都に生まれる。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)(早稲田大学)。専攻は江戸時代を中心とした日本文化(芸能・文学・美術)。横浜国立大学等で講師を務める一方、各種展覧会の企画・制作に携わり、テレビ・ラジオ番組に協力・出演している。著書に『岩佐又兵衛風絵巻群と古浄瑠璃』(ぺりかん社)、『さし絵で楽しむ江戸のくらし』(平凡社新書)、『江戸の戯作絵本4』(ちくま学芸文庫)などがある。




