ジャンル 世界を知る
早稲田校
近代ヨーロッパの歴史 産業革命・市民革命から世界大戦へ
小原 淳(早稲田大学教授)

曜日 | 月曜日 |
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時間 | 10:40~12:10 |
日程 |
全10回
・09月22日 ~
12月15日 (日程詳細) 09/22, 09/29, 10/06, 10/20, 10/27, 11/10, 11/17, 12/01, 12/08, 12/15 |
コード | 130309 |
定員 | 30名 |
単位数 | 2 |
会員価格 | 受講料 ¥ 29,700 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 34,155 |
目標
・近代ヨーロッパ史に関する理解を深める。
・ヨーロッパの歴史や文化の多面的な魅力を知る。
・ヨーロッパ世界が現代世界に及ぼした影響を考える。
・近年の歴史学の研究成果を知り、ヨーロッパの歴史像を捉えなおす。
講義概要
産業革命と市民革命によって始まった近代ヨーロッパは、自由や平等の理念を掲げて身分制社会を解体し、高度な科学・技術を生み出し、グローバルな資本主義を創りあげた一方で、植民地支配を拡大し、日本を含め世界各地に巨大な影響を及ぼした。私たちが生きる現代社会も近代ヨーロッパを礎にしており、この時代を知ることは、こんにちの世界について考えることに直結している。本講座は、1870年から第一次世界大戦までの時期を中心に、近代ヨーロッパについて様々な観点から論じる(春学期は18世紀末から1870年ごろまでを論じた)。各国の政治や社会、国際関係に加え、ユダヤ人問題、20世紀前半のヨーロッパ史も扱う。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 09/22 | はじめに:ヨーロッパ文明とは何か | |
2 | 09/29 | 19世紀後半のイギリス | |
3 | 10/06 | 19世紀後半のフランス | |
4 | 10/20 | 19世紀後半のドイツ | |
5 | 10/27 | 19世紀後半のハプスブルク君主国 | |
6 | 11/10 | 19世紀後半のロシア | |
7 | 11/17 | 近代ヨーロッパとユダヤ人 | |
8 | 12/01 | 19世紀のヨーロッパ国際関係 | |
9 | 12/08 | 第一次世界大戦とロシア革命 | |
10 | 12/15 | おわりに:20世紀への展望 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆本講座は2024年度春学期の同名講座と一部内容が重複しますが、新たな知見を加えて再構成されています。
講師紹介
- 小原 淳
- 早稲田大学教授
- 1975年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学大学院修了。博士(文学)。専門はドイツ近現代史、日独交流史。著書に『フォルクと帝国創設』(彩流社)、訳書に『ビスマルク』(白水社)、『マルクス』(白水社)、『夢遊病者たち』(みすず書房)、『力の追求』(白水社)、『敗北者たち』(みすず書房)、『史上最大の革命』(みすず書房)、『時間と権力』(みすず書房)、『鋼の王国プロイセン』(みすず書房)等。