ジャンル ビジネス・資格
早稲田校
データ・サイエンスとビジネス―マーケティングの課題を中心に
上田 雅夫(横浜市立大学教授)
曜日 | 水曜日 |
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時間 | 19:00~20:30 |
日程 |
全4回
・07月30日 ~
08月27日 (日程詳細) 07/30, 08/06, 08/20, 08/27 |
コード | 120804 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 15,840 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 18,216 |
目標
・ビジネスを科学(サイエンス)な視点で運用することの重要性、並びに、その限界を理解する
・ビジネスサイエンスを支える基盤がデータであることを認識、それらデータの特徴を理解する
・分析した結果の見方などデータを正しく読み取る力を習得する
・ビジネスに必要なデータ及びデータ活用(特に顧客データの活用)についてイメージできるようになる
・生成AI、大規模言語モデルのマーケティング上の利用方法を理解する
講義概要
ビジネスを科学(サイエンス)的な視点で運用することの重要性を説明すると同時に、ビジネスサイエンスを支える基盤がデータであることを説明し、なぜビジネスとデータサイエンスが親和性が高いのか解説を行う。講義の中では、適宜、顧客の購買履歴データを用いて、データの正しい読み取り方や注意点、データ活用のメリットや注意点について、生成AI・大規模言語モデルの利用も含め、事例をもとに説明する。また、ビジネスにおけるサイエンスの限界を指摘し、ビジネスに関わる「人」の重要性も説明する。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 07/30 | データ・サイエンスとビジネス | ビジネスにデータを活用する際の基本的な注意点ならびに、データを見る視点(比較対照の重要性)、誤認させないグラフの見方といった、データを科学し、意思決定に用いる際の基本を説明します。 |
2 | 08/06 | ビジネスに利用可能なデータとその活用方法 | ビッグ・データの時代になり、ビジネスに利用できるデータの種類が増加しました。それらのデータの特徴を踏まえ、ビジネスにどのように活用するかについて説明します。 |
3 | 08/20 | データ分析の手法とその特徴 | データ・サイエンスにおける分析の位置付け、並びに、マーケティングの各シーンに応じた分析手法に関し、その手法の特徴について、実例(特に顧客管理)を示しながら説明します。 |
4 | 08/27 | ビジネスとデータサイエンスの将来〜大規模言語モデルの活用も含めて | ビジネスにおけるデータサイエンスの可能性と注意点について、Chat-GPTに代表される、大規模言語モデルが、マーケティングにどのように活用できるのかについても説明します。 |
講師紹介
- 上田 雅夫
- 横浜市立大学教授
- メーカー、早稲田大学などを経て、現在、横浜市立大学データサイエンス学部教授。博士(商学)。マーケティング領域において、データを用いた実証的な研究に従事。書籍等著作物として『データサイエンス入門』(有斐閣)、『マーケティング・リサーチ入門』(有斐閣)がある。