ジャンル 文学の心

早稲田校

朗読の楽しみ【金曜クラス】 作品を精読することで、朗読の魅力を深めよう

  • 夏講座

内木 明子(朗読家、早稲田大学・相模女子大学講師)

曜日 金曜日
時間 13:10~14:40
日程 全4回 ・07月04日 ~ 07月25日
(日程詳細)
07/04, 07/11, 07/18, 07/25
コード 120108
定員 15名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 15,840
ビジター価格 受講料 ¥ 18,216

目標

・朗読経験者を対象に、声の表現技術の向上ならびに作品解釈能力の向上を目指す。
・声の効果や声の表現の差異に気づく、「聴く力」を身につける。
・受講生相互に朗読を聴き合うことにより、作品を深く味わい、鑑賞する。

講義概要

宮本百合子の「築地河岸(つきじがし)」(1937(昭和12)年発表)を朗読します。主人公の道子は、出版社に勤めながら、刑務所にいる夫の出所を待つ日々を送っています。道子の心理や、徐々に戦争が進んでいく時代背景、街の風景、道子の周囲の人々の様子、夏の暑さ等を解釈して、声の出し方や作品の伝え方を考えましょう。麹町、銀座、新橋、築地等の、東京の地名にも注目です。最終回には、教室内での朗読発表会を予定しています。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/04 宮本百合子「築地河岸」を読む/聴く1 講座のガイダンスと受講生の自己紹介を行います。作者と作品の説明を行います。「築地河岸」の一部分を朗読します。詳細は講座内で指示します。
2 07/11 宮本百合子「築地河岸」を読む/聴く2 「築地河岸」の一部分を朗読します。詳細は講座内で指示します。
3 07/18 宮本百合子「築地河岸」を読む/聴く3 同上
4 07/25 宮本百合子「築地河岸」を読む/聴く4 「築地河岸」の朗読発表会を行います。詳細は講座内で指示します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆朗読を経験したことがある方を対象とします。腹式呼吸による発声が出来ることが望ましいです。
◆休講が発生した場合の補講日は8/1(金)を予定しています。
◆朗読作品は開講前に送付します。開講日直前にお申し込みいただいた場合は、作品送付が開講日に間に合わない可能性がありますので、開講日に作品をお渡しします。ご了承ください。

講師紹介

内木 明子
朗読家、早稲田大学・相模女子大学講師
1972年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大大学院教育学研究科修士課程修了。幸田弘子氏に師事。大学生・社会人向け朗読講座や舞台での朗読を展開。2005・2017年永井荷風忌出演。2012年樋口一葉研究会出演。2013・2015・2017・2024年文京区立森鷗外記念館出演。2017年江東区芭蕉記念館出演。
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