ジャンル 芸術の世界

中野校

映画から見る能の世界―黒澤明と「安達原」

  • 春講座

伶以野(レイヤー) 陽子(能楽師、シテ方観世流師範)

曜日 水曜日
時間 13:10~14:40
日程 全3回 ・05月14日 ~ 05月28日
(日程詳細)
05/14, 05/21, 05/28
コード 310424
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

目標

◆映画に影響を与えた作品を知る
◆能「安達原」のあらすじを理解する
◆能「安達原」の謡や舞を体験する

講義概要

最も能の影響が色濃く見える1957年の作品『蜘蛛巣城』。 これは、シェークスピアの「マクベス」を日本に置き換えた物語ですが、荒野の妖婆の場面は、能「安達原(黒塚)」のイメージが色濃く出ています。福島県の黒塚の鬼婆伝説に基づく能の作品。老女の心を痛める寂しさが見えてくる謡や、舞の体験から世界の巨匠黒澤明が魅了され「能」の神髄を伝えようとした安達原の作品を体感し、堪能しましょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/14 映画の中の能について 映画に影響した能の作品紹介、安達原の解説
2 05/21 能の基本の謡と舞 謡体験、摺り足、構えなどの基本の動き
3 05/28 実際に動いて作品を体感する 参加者で役を決めて謡にあった動きを体験する

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、6月4日(水)に行います。

講師紹介

伶以野(レイヤー) 陽子
能楽師、シテ方観世流師範
五十六世梅若六郎師(現 梅若桜雪師)に師事、内弟子入門を経て、シテ方観世流師範免許取得
公益財団法人梅若会所属
公益社団法人能楽協会正会員東京支部シテ方観世流
2018年 第14回ブルーポラリス賞優秀新人賞受賞
2020年 YOKOクラブ(伶以野陽子後援会)発足
能「羽衣」「清経」「殺生石」「敦盛」「船弁慶」「養老」「小鍛冶」「鵺」「八島」「葵上」「井筒」「櫻川」「猩々乱」「海人」など
2024年10月20日(日)午後1時 梅若能楽学院会館 能「船弁慶 前後之替」公演予定
緑耀会主宰―梅若能楽学院会館(中野区)、世田谷区、香川県高松市のお稽古場、オンラインにて能楽教室開講中
国内外にて、能楽の公演、ワークショップなど普及活動に努めている。

  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店