ジャンル くらしと健康

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くらしに役立つ雲の読み解き方―春夏編 春から夏にかけての防災

  • 春講座

佐々木 恭子(気象予報士)

曜日 火曜日
時間 10:30~12:00
日程 全3回 ・04月01日 ~ 04月15日
(日程詳細)
04/01, 04/08, 04/15
コード 710662
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

目標

・見た目にも美しく、不思議な、空や雲の魅力に触れる
・春から夏にかけての日本の天気の特徴
・地球温暖化が進むと、どのように変化していくか
・特徴を知って、背景知識を持った上でどのように対応していけばいいかを防災について学ぶ

講義概要

春は「うららか」という言葉にあるように、寒い冬を超えて太陽がのどかに照る「あたたかくて穏やかな」陽気を想像することが多いと思います。もちろんそのような面もありますが、年間を通してみるといちばん風が強い季節でもあります。イメージとは少し違ったり、昔とは変化していたり、日々何気なく変化していく天気や気象には、そんな興味深い特徴がかくれています。そして、それは生活に密接していて、防災上とても重要な事項でもあるのです。まずは、空や雲の基本的な仕組みを学び、春から夏の日本の天気の特徴を知って、どう備えていくべきか一緒に考えてみましょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/01 お天気の基本と春の強風に注意 雲はどうしてできるのか、どうして雨や雪が降るのか、まずは天気の基本についてのお話し。春は季節を通して最も風が強まりやすい季節です。なぜそうなるのでしょうか。日本の季節の特徴や、春だからこそ出会える、空や雲、気象にも触れつつ、春に備えておくべき防災事項にはどのようなものがあるか考えていきます。
2 04/08 「大気の状態が不安定」とは 春から夏の間には、第5の季節ともいわれる「梅雨」があります。この時期の天気を特徴づける、一つのキーワードが「大気の状態が不安定」です。不安定な大気の状態とはどのような状態なのか、どうしてそのような大気状態になるのか、防災事項と合わせて考えます。
3 04/15 猛暑や台風、夏に注意すること 近年では、夏の猛暑も厳しくなり、熱中症で救急搬送される件数も増えています。また、夏から秋にかけては台風シーズンでもあり、日本に時々接近・上陸するようになります。夏の天気、気象についての特徴、そして温暖化に伴ってこれらがどのように変化するのか、考えてみましょう。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は、4月22日(火)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

講師紹介

佐々木 恭子
気象予報士
気象予報士。防災士。合同会社『てんコロ.』代表。早稲田大学第一文学部卒業後、テレビ番組制作会社入社。バラエティー番組のディレクターを経て、2007年に気象予報士の資格を取得し、民間気象会社で自治体防災向けや高速道路・国道向けの予報業務などを担当。現在は予報業務に加えて、気象予報士資格取得スクールや気象予報士向けスキルアップ講座などを主催・講師を務める。著書に『天気予報が楽しくなる空のしくみ』(朝日新聞出版)、『天気でわかる四季のくらし』(新日本出版社)など、編集協力に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズ(荒木健太郎/KADOKAWA)、監修に『NHK学ぼうBOSAI 命を守る防災の知恵 噴火・台風・竜巻・落雷 どう備えるか』(金の星社)など。
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