ジャンル 芸術の世界

早稲田校

ビザンティン美術史 聖堂装飾と写本挿絵の基礎知識を学ぶ

  • 春講座

辻 絵理子(埼玉大学教授)

曜日 水曜日
時間 10:40~12:10
日程 全5回 ・04月02日 ~ 05月07日
(日程詳細)
04/02, 04/09, 04/16, 04/23, 05/07
コード 110433
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・ビザンティン美術の名作に触れ、基礎的な知識を学ぶ。
・中世の写本挿絵を、対応する本文と併せて確認し、鑑賞する。
・ヨーロッパ各地に残る、モザイクやフレスコによる聖堂装飾を鑑賞する。

講義概要

難解な印象を持たれがちなビザンティン美術ですが、鑑賞のコツを踏まえれば機知に富んだ豊かな世界が広がっています。本講座はその魅力を、沢山の写真とともにご紹介します。
今期はビザンティン聖堂のモザイクやフレスコ、そして写本挿絵から名作を取り上げ、その機能を学びます。世界に1冊しかない写本は全て手で制作されました。単純にテキストを絵画化したわけではない、本文と挿絵の織り成す複雑な関係を丁寧にひもときながら、聖堂における同主題の表現も確認していきます。
基礎知識について確認しながら進めていきますので、中世美術は初めてという方もお気軽にご受講頂けます。過去の講座とは異なる、新しい内容です。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/02 ビザンティン美術の基礎知識ー聖堂装飾と写本挿絵  
2 04/09 聖堂装飾ー3次元空間で成立するプログラム  
3 04/16 写本挿絵ーイメージとテキストの複雑な関係を読み解く  
4 04/23 聖堂装飾と写本挿絵  
5 05/07 聖堂装飾と写本挿絵  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、5月14日(水)を予定しております。

講師紹介

辻 絵理子
埼玉大学教授
東京生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門は西洋中世美術史(ビザンティン美術)。単著『ビザンティン余白詩篇写本挿絵研究』(中央公論美術出版)。論文は「陽の昇るところから沈むところまで」(『パトリスティカ』第18号)、「ビザンティン聖堂装飾における聖餐の表象」(『美學』第249号)ほか。
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