ジャンル くらしと健康

中野校

衰えない人の生活習慣―健康長寿 鍵は「フレイル予防」 栄養・身体活動・社会参加の三位一体

  • 春講座

飯島 勝矢(東京大学教授)

曜日 木曜日
時間 13:10~14:40
日程 全2回 ・04月10日 ~ 04月17日
(日程詳細)
04/10, 04/17
コード 310620
定員 54名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

目標

・健康長寿実現に向けての従来の取り組みの限界と新たな着眼点
・エビデンスベースでのフレイル予防のポピュレーションアプローチ
・新たな時代を意識した住民同士での自助・互助スタイルとしてのモデル構築

講義概要

人生100年時代といわれる中、心身機能を維持しながらいつまでも自立した日常生活を過ごしたい。これは全ての国民の願いである。しかし、そこには物理的な身体の健康だけではなく、生きがいも含めたウェルビーイングも充実している必要がある。新概念「フレイル」は多面的(身体的・精神心理的/認知的・社会的)な問題が重複しながら、負の連鎖を招きやすい状態であるが、まだ可逆性もある状態である。フレイル予防のための3つの柱「①栄養(食事と口腔機能)②身体活動(生活活動と運動)③社会性や人とのつながり」を三位一体によるポピュレーションアプローチを最新エビデンスと全国展開活動から示し、新たな行動変容モデルを提示する。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/10    
2 04/17    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は5月15日(木)を予定しています。
◆参考図書:飯島勝矢著『東大が調べてわかった 衰えない人の生活習慣』(KADOKAWA)

講師紹介

飯島 勝矢
東京大学教授
医師、医学博士、東京大学高齢社会総合研究機構機構長。1990年 東京慈恵会医科大学 卒業、千葉大学医学部附属病院循環器内科 入局、東京大学大学院医学系研究科加齢医学講座 助手、同講師、米国スタンフォード大学医学部研究員を経て、2016年より東京大学高齢社会総合研究機構教授、2020年より同研究機構教授・機構長、および未来ビジョン研究センター教授。 内閣府「高齢社会対策大綱の策定のための検討会」構成員、内閣府「一億総活躍国民会議」有識者民間議員、厚生労働省「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に関する有識者会議」構成員、日本学術会議「老化分科会」「高齢者の健康分科会」ボードメンバー等。専門は、老年医学、総合老年学。著書に『在宅時代の落とし穴今日からできるフレイル対策』、『東大が調べてわかった衰えない人の生活習慣』(ともにKADOKAWA)などがある。

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