ジャンル 世界を知る

中野校

星空の考古学 アラビア語の星の名前

  • 夏講座

近藤 二郎(早稲田大学名誉教授)

曜日 土曜日
時間 13:10~14:40
日程 全6回 ・07月05日 ~ 08月30日
(日程詳細)
07/05, 07/19, 07/26, 08/02, 08/23, 08/30
コード 320318
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・アラビア語起源の星の名前の理解を深める
・アルマゲストとアラビア語の星名の関係について考える
・西洋にもたらされたアラビア語の星名ともたらされなかったアラビア語の星名について深く学ぶ

講義概要

現在、私たちが普段使用している星の名前の中には、デネブ、ベガ、アルタイル、フォーマルハウト、アルデバラン、アケルナル、ベテルギウス、リゲルなどアラビア語を起源とする多くの星の名前が存在している一方、シリウス、カノープス、カペラ、レグルス、アンタレスなどアラビア語を起源とするものではない星名も、また多く存在しています。では、どのような経緯でアラビア語に起源を持つ星名がヨーロッパに入って来たのか、その歴史的な背景と実態について学んでいきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/05 星の名前について 私たちが一般に使用している星の名前には、どんなものがあるのか概観してみます。まず、初回として星の名前をギリシア語起源、ラテン語起源、アラビア語起源、その他に分類して解説していきます。第1回目として3等星以上の明るい恒星を対象にして考えていきます。
2 07/19 『アルマゲスト』の恒星の記述とアラビア語の星の名前について エジプトのプトレマイオスが著した『天文学大全』にある「プトレマイオスの48星座」は、アラビア語に翻訳され、一般に『アルマゲスト』の名で知られる。これらのアラビア語の翻訳において、星の名前は、どのように翻訳されたのかについて紹介しながら説明していきます。
3 07/26 アラビア語の名前が使われていない有名な星の名前 アラビア語起源の星の名前が数多くある一方で、シリウス、カノープス、プロキオン、カストル、ポルックス、カペラ、レグルス、アンタレスなどアラビア語起源ではない名前が使われている星名のアラビア語名を紹介しながら、何故これらの星名のアラビア語がヨーロッパでは使われなかったかについて考えていきます
4 08/02 アラビア語の星名(1):北天の星座と春の星座におけるアラビア語の星名 明るい恒星のアラビア語を紹介していきます。(1)として北天の星座、春の星座におけるアラビア語の星名について、具体的にとりあげ、その意味について考えていきます。
5 08/23 アラビア語の星名(2):夏の星座と秋の星座におけるアラビア語の星名 明るい恒星のアラビア語を紹介していきます。(2)として夏の星座、秋の星座におけるアラビア語の星名について、具体的にとりあげ、その意味について考えていきます。
6 08/30 アラビア語の星名(3):冬の星座におけるアラビア語の星名 明るい恒星のアラビア語を紹介していきます。(3)として冬の星座におけるアラビア語の星名について、具体的にとりあげ、その意味について考えていきます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は8月30日(土)を予定しています。

講師紹介

近藤 二郎
早稲田大学名誉教授
東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。元早稲田大学文学学術院教授。1976年より47年間にわたりエジプト・ルクソール地区の発掘調査に従事。専門はエジプト学、天文学史。著書に『ものの始まり50話』(岩波ジュニア新書)、『エジプトの考古学』(同成社)、『ヒエログリフを愉しむ』(集英社新書)、『星座の起源』(誠文堂新光社)、『古代エジプト解剖図鑑』(エクスナレッジ)、『古代エジプト文明』(山川出版社)。

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