ジャンル 現代社会と科学
早稲田校
トランプ2.0とEU
伊藤 さゆり(株式会社ニッセイ基礎研究所常務理事)

曜日 | 土曜日 |
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時間 | 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。 |
日程 |
全1回
・07月05日 ~
07月05日 (日程詳細) 07/05 |
コード | 120782 |
定員 | 65名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 5,940 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 6,831 |
目標
・第2期トランプ政権(トランプ2.0)の米国の戦略転換のEUへの影響について理解を深める。
・EUが掲げる戦略的自立の可能性と障害について理解を深める。
・米欧関係の変容が日本にもたらす影響について考える。
講義概要
トランプ2.0の政策は、第二次世界大戦後の国際秩序や自由で開かれた国際貿易のルールを軽視するものであり、価値と安全保障の共同体としてともに繁栄の基盤を築いてきたEUに大きな衝撃をもたらしています。
停戦後のウクライナへの安全保障の提供、さらにEUの安全保障のためにも、長年の課題である経済・安全保障面での戦略的自立を急ぐ必要に迫られています。
なぜ、トランプ2.0はEUに厳しいのか。なぜEUの戦略的自立はこれまで進展してこなかったのか、トランプ2.0はその流れを変える契機となり得るのか。米欧関係の変容は日本にどのような影響をもたらすのかなど最新情勢を踏まえてお話しします。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 07/05 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆本講座については、休講が発生した場合の補講日を設けておりません。
◆情勢の変化に合わせて内容の比重などを調整します。
講師紹介
- 伊藤 さゆり
- 株式会社ニッセイ基礎研究所常務理事
- 早稲田大学政治経済学部卒業後、日本興業銀行(現・みずほFG)を経て、ニッセイ基礎研究所入社。修士(商学・早稲田大学)。2015〜24年度早稲田大学商学学術院非常勤講師兼務。日本EU学会理事。経団連総合研究所特任研究主幹、経済産業省産業構造審議会経済産業政策新機軸部会委員、外務省発行雑誌「外交」編集委員、日経電子版Think!エキスパートなどを務める。著書に「インド太平洋地経学と米中覇権競争」(共著、彩流社、2023年)、「EUと新しい国際秩序」(共著、日本評論社、2021年)など。