ジャンル 人間の探求

早稲田校

ヤスパースの交わり論を読み解く

  • 夏講座

高橋 章仁(国士舘大学・聖学院大学講師)

曜日 月曜日
時間 15:05~16:35
日程 全4回 ・06月30日 ~ 07月28日
(日程詳細)
06/30, 07/07, 07/14, 07/28
コード 120504
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・ヤスパースが考えていたことについて理解を深める。
・哲学者の実際のテクストからしか得られないものを読みとる。
・哲学書を解読する喜びを体感する。

講義概要

今学期は、20世紀ドイツの哲学者、カール・ヤスパースの交わり論を取り上げ、彼の主著『哲学』第2巻「実存開明」の主要な箇所をじっくり精読します。決して平易とは言えない彼の記述を、なるべく分かりやすい言葉に言い換えながら、また、初学者にも理解していただけるように、哲学の基礎知識を一つ一つ確認しつつ、丁寧に解説していきます。哲学書はその難解さゆえに一人ではなかなか読み進められないものです。それだけに、その意味を解読できたときの喜びは何ものにも代えがたい。本講座ではそのお手伝いをさせていただければと思っています。さあ、一緒に哲学書を読んでみませんか?

各回の講義予定

日程 講座内容
1 06/30 根源としての交わり  
2 07/07 交わりの狭さと広さ  
3 07/14 孤独と交わり  
4 07/28 愛しながらの闘い  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は8月4日(月)を予定しています。
◆プリントを配付します。

講師紹介

高橋 章仁
国士舘大学・聖学院大学講師
1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(哲学・早稲田大学)。専門分野は近現代ドイツ哲学。ヤスパースをドイツ観念論との関連から読み解くことに主たる関心がある。訳書に『シェリング』(行人社)がある。
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