ジャンル 芸術の世界

早稲田校

ロックを読む―サイケデリックの実相 世界を変えた1960年代若者革命の真相を解く

  • 夏講座

サエキ けんぞう(作詞家、アーティスト)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全2回 ・08月30日 ~ 09月06日
(日程詳細)
08/30, 09/06
コード 120456
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・全体像がつかみかねるほど巨大なサイケデリック現象の意義をわかりやすく総説する。
・若者の行動様式のみならず、世界の社会の倫理感覚にまで巨大な波及効果をもたらした文化現象の実相を解く。
・今まで指摘されてこなかった様々な現象、案件、論点を多数含む、ロックファン待望の講座。

講義概要

第1回目にティモシー・リアリーなどによるサイケデリックの発生と米西海岸などにおける黎明期、ビートルズ、ボブ・ディラン、バーズなどにおける影響について、大滝詠一の見解も織り込み取り上げます。
第2回目には、サンフランシスコを始めとして、世界に飛び火したサイケデリックの状況、ビートルズ対ストーンズのやり合い、映画に描かれたサイケデリック、なぜ60年代サイケデリックは収拾したか、90年代以降に花開くサイケデリック・リバイバルの繚乱など取り上げます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 08/30 ロックを読む―サイケデリックの実相 黎明編 ティモシー・リアリーなどによる精神実験発生と、それに同期した米国、ロンドンにおけるサブカルチャーの胎動。インド文化との関係
ビートルズ、ボブ・ディラン、バーズなどにおける影響について。大滝詠一の見解も織り込みます。
2 09/06 ロックを読む―サイケデリックの実相 爛熟編 サンフランシスコを始め、世界に飛び火したサイケデリックの状況、ビートルズ対ストーンズで展開するサイケデリックの競演、映画に描かれたサイケデリック。
アートなど様々なサイケデリック文化の爛熟、どうサイケデリックは収拾したか?90年代以降に花開くサイケデリック・リバイバルの繚乱。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆事前に参考図書として『ロックとメディア社会』サエキけんぞう著(新泉社)、『はっぴいえんどの原像』サエキけんぞう、篠原章共著(リットーミュージック)をお読みいただくと理解が深まります。(購入は必須ではありません)

講師紹介

サエキ けんぞう
作詞家、アーティスト
1958 年生まれ。ロックバンド「ハルメンズ」「パール兄弟」のボーカルとして活躍するほか、フランスで歌手としてデビュー。作詞家として沢田研二、サディスティック・ミカ・バンド、小泉今日子他、多数に作品提供。文筆家としても複数の著作があり、『ロックとメディア社会』(新泉社)でミュージックペンクラブ賞受賞

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