ジャンル 芸術の世界

早稲田校

風景の詩【午後クラス】 水彩画表現の多様性

  • 夏講座

南口 清二(画家、一般社団法人二紀会理事長)

曜日 月曜日
時間 13:10~14:40
日程 全7回 ・07月07日 ~ 09月01日
(日程詳細)
07/07, 07/14, 07/28, 08/04, 08/18, 08/25, 09/01
コード 120473
定員 20名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 20,790
ビジター価格 受講料 ¥ 23,908

目標

・水彩画表現の多様性を学ぶ。
・水彩画表現の深さを感じる。
・水彩画表現の歴史の中で私の位置を考える。

講義概要

水彩画という技法の深さ、表現の多様性を感じたい。
水彩画の揺籃期の作家たち。
そこにも独創的な世界を構築した作家がいた(グァルディ)。
個性的な水彩をもたらした作家を見てみたい。
トマスガーティンとターナーの交流とその違いに、
作家の在り方の本質が見えてくる。
すべては個々の作品にその特性を発見したい。
彼らがそれぞれにどんな「風景」を見出したのか。
私自身の『風景』を探す一助になれば幸いかもしれない。
その道は決してたやすくはない。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/07 講義  グァルディの作品から 講座の目標・課題
配付資料による18世紀詩的な都市景観の表現から
2 07/14 ターナーとガーティン 配付資料による模写 透明水彩と不透明水彩の表現の差異性の深み
3 07/28 ターナーとガーティン 配付資料による模写 透明水彩と不透明水彩の表現の差異性の深み
4 08/04 すべての無駄を排したセザンヌの水彩 配付資料による模写作業 影の分解
5 08/18 セザンヌにみる透明感 配付資料による模写作業 切れ切れの輪郭線とストローク
6 08/25 ワイエスの水彩画 配付資料による模写作業 ワイエス独自の技法の探求
7 09/01 ワイエスの水彩技法 配付資料による模写作業 ガッシュによる光と陰
制作作品の講評

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆現在使用中の用具、画材、スケッチブックをお持ちください。講義中に説明することがあります。
◆「風景の詩【午前クラス】」「風景の詩【午後クラス】」は同内容の講座です。どちらか一方のみ、お申し込みください。
◆2024年度冬学期の同名義の継続講義で2024年冬学期の継続生優先となる講座です。継続受講生が定員に満たない場合は、それ以外の方もお申込みいただけます。

講師紹介

南口 清二
画家、一般社団法人二紀会理事長
1947年大阪生まれ。東京芸術大学油絵科(小磯教室)卒業後、同大学院を修了。卒業制作展にて大橋賞受賞。1987年〜1988年文化庁派遣在外研修員としてイタリアで研修。二紀展にて文科大臣賞その他を受賞。個展・グループ展にて作品発表。現在一般社団法人二紀会理事長。
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