ジャンル 世界を知る

早稲田校

【対面+オンラインのハイブリッド】近現代ドイツの歴史―分断と統合の200年

  • 夏講座

小原 淳(早稲田大学教授)

曜日 金曜日
時間 10:40~12:10
日程 全8回 ・07月04日 ~ 09月05日
(日程詳細)
07/04, 07/11, 07/18, 07/25, 08/01, 08/22, 08/29, 09/05
コード 120313
定員 41名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・ドイツの歴史や文化の魅力を知る。
・ドイツが現代世界に及ぼした影響を考える。
・日本とドイツの交流の歴史についての理解を深める。

講義概要

19〜20世紀のドイツは分裂と統合を繰り返し、また度重なる体制変化を経験しつつも、世界史のなかで大きな存在感を放ち続けた。その影響力は、EUの中心を占めるこんにちのドイツ国家のように、ヨーロッパの一体化や安定に寄与する方向に発揮される場合もあるが、反対に二度の世界大戦の時代のように、独裁と暴力につながることもあった。そして、こうした多面性や多様性をもつドイツの歴史は、この国をモデルにして進められた日本の近代化とも深く関係している。
本講座では、19世紀初頭以来のドイツの歴史的歩みを政治、社会、文化などの各方面から論じ、ドイツが近現代の世界と日本に与えた影響を考える。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/04 はじめに:ドイツ史のアウトライン  
2 07/11 ナポレオン支配からウィーン体制へ(1792〜1848):近代ドイツの出発点  
3 07/18 帝国創設期(1848〜71年):革命、戦争、国家  
4 07/25 ドイツ帝国(1871〜1918年):世界強国への道  
5 08/01 ヴァイマル共和国(1918〜33年):民主政の光と影  
6 08/22 ナチズムの時代(1933〜45年):それはドイツ史の必然だったのか  
7 08/29 第二次世界大戦とホロコースト(1939〜45年):現代世界の試練  
8 09/05 戦後ドイツ(1945〜):「ドイツよ、どこへ」  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座は2024年度夏学期に開講した同名講座と一部重複しますが、新たな知見をくわえております。
◆休講が発生した場合の補講日は9月12日(金)を予定しています。
◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド形式の講座です。対面・オンラインのご都合のよい形式でご受講いただけます。
◆講師は早稲田校の教室で講義し、その講義がオンラインで同時配信されます。
◆対面で受講するときは、「受講証兼教室案内」に記載された教室へお越しください。「受講証兼教室案内」は通常の対面講座と同様に開講が確定してから送付されます。
◆オンラインで受講するときは、マイページからご受講ください。
◆オンラインでの受講を予定している方は、お申し込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター)

講師紹介

小原 淳
早稲田大学教授
1975年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学大学院修了。博士(文学)。専門はドイツ近現代史、日独交流史。著書に『フォルクと帝国創設』(彩流社)、訳書に『ビスマルク』(白水社)、『マルクス』(白水社)、『夢遊病者たち』(みすず書房)、『力の追求』(白水社)、『敗北者たち』(みすず書房)、『史上最大の革命』(みすず書房)、『時間と権力』(みすず書房)、『鋼の王国プロイセン』(みすず書房)等。
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