ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

足利尊氏の「戦い」

  • 夏講座

櫻井 彦(宮内庁書陵部図書課主任研究官)

曜日 土曜日
時間 10:40~12:10
日程 全8回 ・07月05日 ~ 09月06日
(日程詳細)
07/05, 07/12, 07/19, 07/26, 08/02, 08/23, 08/30, 09/06
コード 120222
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・鎌倉時代から南北朝時代の歴史を振り返ります。
・足利尊氏が果たした役割について考えます。
・『太平記』など様々な史料を講読します。

講義概要

100年以上実質的に日本政治を運営した武家政権の鎌倉幕府は、多様な矛盾を解決できずに1333年に滅亡します。その幕府滅亡を決定づけた人物の一人として広く知られているのが、足利高氏(尊氏)でしょう。尊氏を輩出した足利氏は幕府の草創期から有力御家人として幕府運営を支えましたが、尊氏はなぜ倒幕に転じたのでしょうか。倒幕を達成した尊氏は、その後終生「戦い」のなかに身を置くことになります。尊氏は生涯を掛けて誰と「戦い」、なぜ「戦った」のでしょうか。本講座では尊氏の「戦い」に焦点を当て、『太平記』など各種の史料からその「戦い」の様子と意義を考え、「戦い」の結果尊氏が残したものについて検討したいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/05 鎌倉幕府の滅亡過程  
2 07/12 鎌倉時代の足利氏  
3 07/19 尊氏の登場  
4 07/26 建武政権と尊氏  
5 08/02 尊氏と直義  
6 08/23 尊氏と武士  
7 08/30 尊氏と地域社会  
8 09/06 尊氏が残したもの  

講師紹介

櫻井 彦
宮内庁書陵部図書課主任研究官
1964年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。専門分野は日本中世史。著書に、『悪党と地域社会の研究』(校倉書房)、『信濃国の南北朝内乱』(吉川弘文館)など。

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