ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

維新史

  • 夏講座

大庭 邦彦(聖徳大学教授)

曜日 木曜日
時間 15:05~16:35
日程 全3回 ・07月10日 ~ 08月28日
(日程詳細)
07/10, 07/24, 08/28
コード 120247
定員 36名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

目標

・それまでの幕藩制国家に代わって、維新を通じてどのような新たな(近代的)国制が創出されることとなったのか、その経緯について検討することを通して、これまでの維新史像を更新することができる。
・当時の史料を具体的に読み込む(読み慣れる)力を身につける。
・明治維新史研究の最新の研究成果についての理解を深める事ができる。

講義概要

前学期までは「攘夷」と「倒幕」のキーワードを手掛かりに新たな幕末史の構築を目指して検討を進めてきたが、今学期からその成果を踏まえ、維新史の検討に進みたい。それまでの徳川政権を中核とした幕藩制国家が、どのような経緯を経ながら新たな天皇制国家へと帰着していくのか。その具体的プロセスについて焦点をあてて検討する。時代は、2024年度冬学期を引き継ぎ、慶応4年後半から明治初年の状況について取り上げる。具体的には戊辰内乱の経緯、五箇条の誓文、五榜の掲示の発布とその内容の検討他、を予定している。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/10    
2 07/24    
3 08/28    

講師紹介

大庭 邦彦
聖徳大学教授
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、聖徳大学文学部教授。幕末・維新期から明治期前半の政治史を中心に研究している。著書に『父より慶喜殿へ 水戸斉昭一橋慶喜宛書簡集』(集英社)、『徳川慶喜と幕末・明治』(日本放送出版協会)ほかがある。
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